多作の効用とは | 俳句のとりな

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俳句を愛するかたとともに

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・こぶし上げ笑まふ赤子や初節句
 

作句をする場合、多作がよいと言われ、多くのかたが実践されて
おられます。

 

俳句に限らず、室町時代の歌人の正徹も、歌論書で次のように。

 

「初心のほどは無尽に稽古すべきなり」

 

「初めより一首なりとも良き歌を詠まんとすれば、一首二首も詠ま
れず、つひに詠みあがることもなきなり」

 

なぜ、それほど多作にこだわるのであろうか。

 

乱作のために、いい加減なものばかりが出来てしまい、はたして
創作の修行になるのであろうか、気になるところです。

 

多くの俳人、歌人の経験からすると、限られた時間内に多作する

ことにより、 頭で考えていたのでは思い付かないような、 無意識

的なものが引き出されてくるとのこと。

 

締切り間際に、四苦八苦した結果、ひょいと思わぬ句がうまれる
ことがあるのも、そうした無意識さのなせるわざと言えます。

 

一方では、多くの作品を捨てることになりますが、これはという作
品には、充分な時間をかけ、推敲を重ねることも必要だと言われ
ています。

 

この二つの方法を繰り返して実践することが、俳句上達に繋がる

のではないかと思われます。

 

・鯉幟習ひはじめのフラダンス

 

・鯉のぼり児ら手真似せるフラダンス