居候先の猫氏

短い旅が終わり、やっと気心知れた友達が多いバンガロールに辿り着きました馬
今日は旅行をしてみての感想をまとめたいと思います。


まずはケララ州がどこかをさらっとおさらい。
南米のチリみたいな位置にありますね~


私が旅したルート
【1週間程度】UFO
Kochi⇒Fort Kochi⇒Trivandrum⇒Bangalore
注意Kochiから300㎞くらい南下しただけ。インドの規模からしたらほんとに小旅行
ちなみにKochi=Cochin 同じ都市です

Trivandrumにいる間に
Neyyar Dam(ネイヤーダム)
Kovalam beach(コーバラムビーチ)
Vakala beach(バカラビーチ)
Shankumugham beach(シャンクムガンビーチ)
 に1日づつ行きました

一瞬タミルナードゥ州に行き
カニャクマリという南端の町で日没を拝み、Padmanabhapuram Palaceという歴代のロイヤルファミリーが住んでいたお城を見学 (よ、読めない…)


学校にいただけではわからなかったケララの状況がいろいろ見えてまいりました…かお


宝石白食あたり、下痢:
皆無でした(=゚ω゚)ノ 学校でおなか痛いって言ってる外国人は居なかったな


宝石白男女観、カースト観:
北インドに比べて専業主婦の割合が低いです。女性、おばあさんになってもよく働いています。
そういう意味では平等に見えましたが

男女一緒に勉強したり、義務教育の中で自然に混ざるという習慣がない地域(遅れてるね)
施術も同性にしかできなくて、友達になった人のを見せてもらおうとしたらめっちゃ怒られたり

北インドと違ってこっちの人は女の人を大切にするし、治安もいいよおとめ座と現地の男女は言っていますが
遊んできた私から言わせれば

「経験値が少なすぎるゆえ何もできない」という心理が働いて独自の平和が維持されている社会なのだと思います。

ここ2,3年で、先進国を中心に性の開放がなにかと話題になったりイスラム教への理解が進んできていますが
それに比べケララ民が世界の表舞台に参加するには何世紀かかるんだろう、という気もします…ガーン

ただ、こういうピュアなところがケララらしさクローバーでもあるので、なくしてほしくないなとも思ったり。難しいです・・・


宝石赤ナイトライフ・飲酒・喫煙:
ケララ州は酒類の提供が法律で制限されていて、4つ星以上のレストラン、限られたバーでしか楽しめません。
バーで提供できるのはビールワインのみ。それ以外はホテルです

それに加えて、習慣として女性は飲酒喫煙をしないため
バーにいる/リカーショップで買うのは男性だけ。

女性は飲んではいけない、という決まりがあるわけではないので、どこでも飲んでいいですが
ただ、かなり視線を集めることになったり
もしかしたら女性が飲んでいるというだけで不必要に話しかけられ落ち着かない可能性もある
ので(経験談)
女性が飲みたいときはローカルなところは避け、観光地やホテルなどがおススメです。

(ちなみに私は飲酒代が日本円が強いにもかかわらず日本とほとんど変わらなかったので、ケチって一度も行きませんでした得意げ
禁酒法についてはこちらも参照。ブログ後半部分の「消される」記述は真偽不明です


宝石白治安:いいです。
日没後も女子と買い物をした日もありましたが嫌な思いは皆無。
下手に手を出してこないのは経験値のなさゆえ?

ただ、なぜか男性ガイドとバスに座っていたのに痴漢にあいました叫び
東京でも一度もあったことないのに、逆にびっくりですw 振り返ったらすぐ手を引っ込めたので大ごとにはせず。

でも今考えるとこんな風にできたらよかったかな~と思ったりダウン

勇気のある女性ですね!手口が私の時と全く一緒・・・

メラメラ3か月いて嫌な思いはこれだけなので、わざわざ「危険」としてはカウントしませんでしたー


まとめ
私の中での新常識クラッカー
南インドはややコンサバな地域、アウトサイダーと相容れない場合も多い




宝石白最後に一つ・・・言わんと気が済まない事にゃー 
インドについて。
ああだった、こんなひどい思いした…って悪名高い記事やブログがあふれかえっているし
それを見聞きした人がさらに尾ひれを付けて
本来の姿からはかけ離れたイメージを持たれている不名誉な状態になっている気がするんですよね。


何度でも言いますわ…それ、ほぼほぼ北インド(しかも観光地限定)の流布れすドクロガッデムドクロ

インドインド、って、どこもかしこも一緒くたにしないでほしいのねむっきぃぃぃぃ


日本からの直行便はデリとムンバイーにしかつかない

直行で快適にデリーへ降り立ち、旅行期間が限られている日本人は
だいたいが デリー周辺 ジャイプール カルカッタ あたりを回って帰ってきます

コテコテの観光地なので、現地の人々はどうしたら旅行者がお金を落としてくれるかは知り尽くしています。別に悪いことでもなんでもなく、世の常というか。

加えて、これら近隣はインド人の間でも国境近くの西インド、東インドは、できるだけ行かない叫びともいわれているところらしいですが
アドバンテージ取られまくりで乗り込んだら、そら、いやな思いの一つや二つしますわな。


南インドまで乗り継いでわざわざやってくる日本人は
そこに何があるか知ってて来る人がほとんど
だから北インド旅行記に比べて、目にできる記事の絶対数が少ないのです・・・


つまるところ、言いたいことは…

インドから遠く離れたところで見聞きした情報に翻弄されず
過度に怖がったりせず
自分の目で見たものや体験したことをもとにインドに来てほしい、ということです。

心根の悪い人はどこにでもいますが
それがインドだからことさら多い、といことがあるでしょうか?
自分の住んでいる国に来たこともないのに、色眼鏡でモノをいう人をみたら悲しいですよね


どうぞ先入観を持たず、インドに遊びに来てください
インドの文化や身近にいるインド人に触れてください

私のブログが少しでもそのお手伝いになれば、幸いです
お辞儀


長~くなり、かなりパッションこもっちゃいましたが
読んでいただきありがとうございますキスマーク