周天法は基本的には、臍下丹田に生じさせた気を、身体の前面を中心にする経絡・任脈上、身体の後面を中心にする経絡・督脈上で循環させるものですが、朱雀式周天法に関しては、頭上の泥丸より始めるものです。それは基本を秘術に置き、秘術習得より自然に移行しやすい形で行えます。周天法は継続して気を巡らし、強化することにより、あなたに健康と長寿を約束するものです。
ところで、周天法には、小周天と大周天に区別されます。内丹術の初めの段階の精(陽気)を練って気に変える煉精化気の段階を小周天と言います。小周天により何度も繰り返し気を巡らせているうちに、その気は更に強化され、気功の次の段階に自然に移行していきます。それが大周天です。小周天の延長線上に大周天があります。
大周天は、ヨーガの様に、特別にクンダリニーの覚醒という行法をするのではなく、自然な形で移行することにより、身体上には無理なく行えます。功を急ぎ、まだエネルギー不足の状態で大周天を行っていくと必ず、心身的にひずみが生じます。
その時に目に見えなくとも、後々重大な病気の原因になる場合が多く、気的な病気は西洋医学ではその原因さえ知ることができません。少し意識を変えるだけで、小周天から大周天へ自然に移行させることにより問題は生じることがなく、健康等の多くの恩恵を我々に与えてくれます。
私が秘術等をお教えしている方々は、その頑張りに応じて、自然に周天法に移行していきます。しかし、取り立てて周天法を学ぶ必要がありません。これは回さない周天法です。自然に回る周天法です。また、それは身体上の変化をもってその兆候を知ることができます。