日本における「お盆」は、仏教に於ける盂蘭盆(うらんばな)の行事―地獄の苦しみをうけている人々をこの世から供養することの功徳によって、その苦しみを救いたいという行事と、昔からの今の自分があるのはご先祖様のお陰であると感謝する先祖崇拝の心と合体したものと言われていますが、果たしてお盆に供養するだけで、ご先祖様が喜んでいるのか、と言うと決してそうではありあません。
むしろ逆の場合も多いです。毎日の生活の中で、朝晩ご先祖様に手を合わせる行為と気持ちが必要です。
皆さんにもご先祖様が必ずおられると思いますが、ご先祖様に対する気持ちはお盆の時だけではなく、普段から自分がこの世に生を受けたこと、現在も守られて健康でおられることに、ご先祖様に感謝し、ご先祖様が成仏をされることを望む気持ちが大切です。
亡くなられたご先祖様全てが成仏していうる訳ではありません。お盆になると家に帰れないご先祖様もおられるからです。
自分が今あるのは、親がいて、祖父母がいて、そして、その前には永遠と続くご先祖様がおられたからです。
自分一人で生きているのではないことを充分にご理解しただければいいかなと思います。 (出典)