I'm No name Bee Story43

隠し撮りが趣味の、カメラマンG。黒い鹿と、行動を共にしている。

ある日、旅館の前に、見たことの無い中華料理屋が建っていた。
「あれ、こんなとこに、こんなのあったっけかな？まあ、いいや」
＜何か、感じる＞
「ん？そういえば、そうだな」
＜何か、強い気を感じる＞
「まあ、いいや」
2人は、店の中に入った。

「いらっしゃいアル。今日のお勧めは、餃子アル。ていうか、餃子しかないアル」
「・・・・・」
「今なら、餃子が1皿無料アルよ。オマケで、Collar of friendshipあげちゃうアルよ」
「カ・・・カラーオブフレンドシップ・・・？」
＜！＞
「細かいことは、どうでもいいアル。とりあえず、餃子、頼んで欲しいアル」
「押し売りかよ」
「文句あるなら、一昨日、来て欲しいアルね」
「スイマセン、俺が悪かったです」
「それなら、いいアル」
Gは、餃子を注文した。その後、餃子と一緒に、黄色い首輪が出てきた。『Collar　of friendship』と、彫ってある。黒い鹿の目の色が変わったのに、Gは、気がつかなかった。