「あのー、」と戸惑ったような口調だった
声の主は駐車場を借りていただいているお客さんで
駐車場内で車をぶつけられたらしい
電話を貰う2日前の夜に
勤務先から帰宅し駐車
その際には両側のスペースは空いていたらしい
翌朝見ると、右前方に擦れた跡
昨日は空いていた右側のスペースは車があり
左側面には多数の傷跡
何度か駐車場内で顔を合わせたことはあるが
氏名、連絡先は知らない
傷の位置、高さからすると間違いないと思うが
断定的な言い方はできないし、、
と悩んだ結果、直接聞いてみようと
連絡先を教えて欲しいという内容だった
「僕が状況を確認して連絡します」
通常、駐車場内の事故等は当事者同士で解決してもらい
土地所有者や僕らは介入しない
契約書にもその旨記載してある
でも、今回は僕が関与したほうが
簡単に治まるような気がした
「お隣へお止めの方から、もしかして接触されたのでは
とご照会があったのですが?」
と隣の方に尋ねると
「はい、そうです。でも、よく見かける方なので
お見かけしたときにお話しようと思って、、」
その後は双方の連絡先を伝えて一件落着
と思っていたら電話の主が事務所にいらっしゃった
「会社の同僚にいきさつを話したら
普通の管理会社はそんなこと絶対やってくれないぞ」
と言われたらしくわざわざお礼にみえた
本人も当事者同士で解決しなければと思っていたので
簡単に済んで助かったと喜んでみえた
駐車場管理において一番大事なのは
ハード面 ①入りやすく、出しやすい
②駐車スペース、通路ともに余裕がある
が一番大事であるが
トラブル時の対応というソフト面も
ポイント大と改めて考えさせられました
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2011/8/9(火) 午後 4:12