ヒアアフターを観にいく
今や巨匠と呼ばれるクリント・イーストウッド監督の最新作

 

マット・デイモン扮する手を触れると
その人の霊的背景が見えてしまう
サンフランシスコ在住の青年

 

津波に巻き込まれ臨死体験した
フランス人女性TVキャスター

 

母親がドラッグ中毒から更生中で
双子の兄に突然の不幸が訪れる少年

 

映画はこの3人のエピソードがパラレルに進む
臨死体験をした女性が
自身の体験をもとに本を執筆する
その本のタイトルが「ヒアアフター」
映画の中ではそれが「来世」と訳されていた

 

青年はかつては霊能者として
脚光を浴びていたが
今は兄と一緒に
工場労働者をしている

 

再び霊能者として一緒に
稼ごうと兄が誘うが
彼は断り続ける
兄は
「天からの授かりもの(ギフト)だから
 才能を使うべきだ」
と言われるが彼はキッパリ
「ギフトではなくカース(呪い)だ」

 

親しくなった女性からも
見て欲しいと頼まれ気まずくなる
劇中なぜ彼が霊能者としての生活を捨てたか
明らかにされない
でも
悩みをかかえて相談に来る人全員の
重たい人生を一時的にしろ
抱えなければならないのは相当なストレスだ
辞めたくなるのも仕方ないかもしれない

 

うるさい兄から逃れるために
サンフランシスコを離れたときから
物語が一気に動き出す

 

冒頭の津波のシーンから
あっという間の129分

 

自分にとってかけがえのない人と
一緒に観てください

 

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エッセンスはわかります
S'il vous plait

 

2011/2/27(日) 午前 11:44