本来、情報収集のためのブログなので必要なことだけアップする…予定だったけど、結局毎日不安不安で日々のほとんど進展のない構ってちゃんブログなのが現状。

あまりにも申し訳ない、かと言って愚痴りたい同じことの繰り返しだけど…やめられない。

そんなわけで

テーマで「前立腺がん」とか「全く読む必要のない呟き」とか分けてある。

万が一どなたかの参考になるようなことがある可能性、ゼロじゃないのでそんなふうにしている。「…呟き」なんて長いばかりで人が読む価値はあまりない。

「前立腺がん」のテーマには経緯をのせたつもりなので、そこだけ読んでもらえば多少シンプルかも。


文字に意味もなく長文を打っていると気分が紛れる。


泌尿器科で血液検査をし、市内で一番大きな病院を紹介されMRIの予約をとった今年の春。

病院から癌の確定診断をうけ、された治療の説明は、みなさんとは大きく違うと思っている。

みんな先生から、いかに手術こそが優れているかを延々説明される、と書いている。

手術がいいとか悪いとかの話ではなくて。読んでいて偏っている印象を持った。

私達に関しては、記憶のなかのことだけど、「治療には手術、放射線、薬があります。」とか「再発したら手術なら放射線ができます、その逆はできません」その程度しか聞かなかったぐらいだった気がする。

かいつまんで↑、ではなく、本当にこんな短い説明だった気がする。

そこには陽子線とか、小線源治療とか、そんな単語は出てこなかった。

ここの病院にもダ・ヴィンチはありますよ、と後から教えられたのが先生だったか、そこの相談室だったかは忘れたけど。

ともかく情報の少なさには愕然とした。

果たして癌と判明した人達は、この説明からどう選択していくのかと思った。


かつて胃がんが判明した父と先生から説明を受けた。

今こんな状況で、けどこんなあんなふうな選択をしたら2年3年…と生きることは充分可能でQOL…長い長い熱心な説明だった。

そのあとにおまけで2行程度の、「けど、お年のこともあるので何もしない選択をするのも自由です」みたいな説明も入った。

この文脈で、隣に本人がいて、そこで後者はとても選べない雰囲気満載だった。

私は焦った。

私の意見ではなく、父のもともとの意向とは逆だったから。いいのか?って。

昔から父はこだわりの強いタチで、尊厳死云々ということに関心が高く、なにやらワードでキチンと文章にした束を印刷してあった。

なにかの本からの引用なのか、テンプレートというのか○○の場合、○○の処置は望みません、みたいな署名まであった。いかに正式な意思表示の書面か、ていう感じだった。

要するに無闇な延命を良しとしていなかった。


そんな父の昔からの気持ちを軽んじていいのか、そこだけ焦った。


その後の選択と、そのあとの予後はかなり良くないものとなったが。

それをどうこういつつもりはない。


けど、人の、病院の先生の話す説明というものは、こうまで誘導というか…これでは選ばせるとは名ばかりで。実質先生が決めてるじゃんと驚いた。

いわゆる先生様なんだな…。

金髪で言葉の丁寧な若い先生だったけど、病気に対して誠実だろうけど、人の老後にはどうなんだろ。


そんなわけで我が家の場合も…。

癌なんだよ

もうちょっと広く深く説明してもらう訳にはいかないのかと思えた病院での1場面だった。

だって進行するじゃん焦るじゃん。

素人の自分がでたらめに検索して得る知識より、免許もっててその道で何十年も知識をインプットアウトプットしてる先生のほうが百ゼロで百詳しいんだもん。