台湾には3回行った事があります。
トランジットの都合で降りただけのときもあるんですが、これは初めての台湾旅行のときの話です。
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その日の夕ご飯はパックに含まれていなかったので、せっかくだし屋台に行って食べよう!ということになりました。
ガイドブックを頼りに屋台街に行ってみました。
すると、日本人がよくくるようなところじゃなくて、地元の方々が普段食事をされるような屋台街の方に迷い込んでしまいました。
「う~ん、ちょっと怖いけど、日本人がいない分、日本人目当てのスリとかもいないかなぁ。」
となんとか楽観視しつつお店を物色していました。
果物屋さんもいっぱいあって、あまり見たことのない果物がたくさん売っていました。
「こ、これは!こないだテレビでみた 竜眼 ではないの」
レイシとかランブータンの仲間らしいです。
私「すごく美味しいってテレビでやってたよ!買わない?」
ママリン「あんなに鈴なりになってるのを買ってどうすんの。旅行中に全部食べきれるの。」
・・・もっともでございます。
でもこのとき買い逃して以来、現在まで食べたことがない・・・o(TωT )食べてみたいよ~。
えー、それはともかく、同じ路地をなんども行ったりきたりしておりました。
なにしろ「おなか壊しちゃいけないからほどほど綺麗そう」&「ほどほどに繁盛している」&「日本人があんまりいない(これは大丈夫だった)」の3点セットの屋台を探さなければならないから。
多分周りにいる現地の人たちから、「あの日本人はさっきから行ったりきたりなにをやってるんだ?」と思われていたことでしょう。
さて、そのようにお店探しをしていると、
「こ、これは!!!Σ(゚д゚;)」
宙を華麗に舞う白い物体、大きな釜にぐらぐらと沸き立つお湯、そしてその中に飛び込んでゆくその白い物体・・・。
「刀削麺だ!!!」
今でこそ日本にもお店がありますが、この頃はまだまだ珍しかった刀削麺。
「ここ!ここにしよう!(*゜▽゜ノノ゛☆」
お店は完全な屋台ではなく、半分が建物の中に入っている。お客さんもそこそこ居る。よしよし。
とりあえず席につくと15、6歳の男の子がメニュー聞きにやってきました。
ただ、彼は日本語がわからない。我々は中国語がわからない。英語も無理でした。
男の子はとまどいながら奥に引っ込んでしまいました。
すると今度でてきたのは綺麗なおねえさん。
キレイなおねえさんは好きですか?
好きですとも。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
「いらしゃいませ。メニュー、どれがいいですか?」
おお、日本語話せるんデスね!
するとおねえさんはメニューを開き、
「これ、おいしい。牛肉とトマト。」
ぎ、牛肉とトマト
なんて日本人になじみのないメニューなんだ!
まぁでもお薦めなら食べてみよう。
それから私は辛い麺が食べたかったので、それも聞いて注文しました。
やってきたのは赤くて牛肉の乗っためんと、透明感があり野菜がふんだんに乗った麺。
野菜の麺は胡椒がきいてぴりからで おいちい
牛肉とトマトの麺は、、、、おいしいけどやっぱりなじみのない味だー。
そうして食べていると、おねえさんがやってきてニコニコして言いました。
「つきですか?」
え?つぎ?次はいいよー、これで充分。
と私は首を振って「いいですいいです!」と言ってしまった。
するとおねえさんはなんとなく悲しい顔に。
ママリン「おねえさん、『好きですか』って聞いたんだよ!」
「あー!!Σ(゚д゚;)そっか!ごめんなさい!おいしいです!ハオツー、ハオツー!!!」
と、一生懸命インチキ中国語でフォローしました。
うーん、やっぱり言葉が通じる方がいいなぁ。
あのときのおねえさん、ごめんなさいm(_ _ )m。美味しかったお。
牛肉とトマトの麺 ¥360くらい
ピリ辛野菜の麺 ¥280くらい