ここ一週間ほど漆かぶれに苦しんでおります

と言っても野山で漆の木に触れたとかではなく自室で漆塗りを行なっていた時に漆に触れてしまいました

拭き漆という職人さんでなくても行える塗りの技法があります

手順としては対象物に漆を塗ってすぐに拭き取る

乾燥後同じ作業を何度か繰り返し薄い漆の被膜を重ねていくというものです

対象物が木材の場合は木目を隠さずにむしろ引き立てるので好まれる技法ですがしっかり乾燥させてから2回目3回目の塗りを行う必要があります


今回塗ったものの一部 木の木目自体は左右方向に流れていますが立体感のある縦縞が漆で強く浮き上がっています 「杢(もく)」と呼ばれるものです


で 拭き漆の場合は完全な乾燥の見極めがなかなか難しい

余分な漆は拭き取るのであまりベタベタしていることがないのです

今回は塗っている最中は触れないように気をつけていたのですが乾燥しきっていない…かぶれ症状を引き起こすアレルギー成分であるウルシオールが十分に抜けていない状態で施工部分に触ってしまったのが原因のようです

触れた状況や個人の耐性の強さにもよりますがネット情報では長くとも二週間程度で症状がおさまると

強い痒みとあちらこちらにかぶれが広がったので仕事をしばらく休んだのですが足に広がったかぶれが少しおさまったタイミングで昨日出勤し、帰宅後に確認したところ長ズボンで隠されていたところが真っ赤に腫れ上がり水疱の範囲が拡大していました

先週の一番ひどいとき(顔が腫れ上がり目が開かなかった)に診察したもらった皮膚科の病院に再度行ったのですがまだまだ拡大期のようで前回より強い薬を前回の倍の量出されました

長ければあと二週間ほと続くかもと言われました…まあ手足ぼこぼこに水疱ができてますからね


グロ注意画像なのでモノクロ化してややマイルドに

これでもだいぶきれいになったのですよ

漆かぶれは完全に治ると跡が残らないのも特徴です

手足のぼこぼこに薬塗りながら む これは と思ったのが


このぼこぼこに似てるなあということでした

ツノガエルの場合はこのぼこぼこしているのが健康なサインですので水疱ではありません

頭が回らないわけでも手足が動かないわけでも内臓が痛むわけでもないただ痒みを堪えるのみのなんとも言えない闘病生活 早く終わって欲しいです



なんかしばしば同じ方向むいているんですよね

地磁気とか関係あるのだろうか