顎の話2 | 三十路過ぎのShortHopeがある生活

顎の話2

さて、別の機会にと数ヶ月ぶんなげていた話の続きを書くことにする。


顎の話の続き。


そして顎は開いた。閉じることもできた。

しかし、朝起きると口が開かないという実に個人的な大事件はその後も何週間かおきに度々起きた。

最初は力まかせにこじ開ける行為で半ば強引な解決を果たしたが、次第にコツを掴んだ僕は丁寧な処置で打開することができるようになった。


朝になると口が開かなくなるという現象に対して僕は僕なりの原因を推測し、またそれを結論とした。この結論は結局医師の診断がないままに、僕に起きたこの問題に対して僕自身が見つけた僕の勝手かつ確信を得た答えだ。


その原因とは、実に夜の騒音として世に知れ渡り認知されている、「歯軋り」だ。また、当時僕は布団やベットで寝ることがほとんどなかった。大抵は酔っ払い、床の上やソファーなどに座ったまま深い眠りに落ちていた。およそ身体が休まるような体勢で睡眠をとらなかった。この無茶苦茶な姿勢でのケタタマシイ歯軋りにより僕の顎は破壊されていったのだ。


思えばこのころから世間一般でいわれるところの一般常識の範疇外な酒の呑み方をしていた。しかし今の僕は若手社員に常識と道徳を語る神格者もとい人格者だ。そしていまも当時と大差のない呆れた酒の呑み方をしばしば繰り返す。そう、今これを書いている僕のように。実際には他人のこともわからなければ自分自身のことも実によくわからないものだ。


閑話休題。

そして更なる悲劇が後日繰り広げられることになった。

今度は口が閉じないという最悪の事態だ。


口が開かないのは無口な男で通すことも可能だ。

安易な読者は(失礼)、とりあえず開いているなら食事はできるじゃないかと思うかもしれない。

しかし、開きっぱなしも閉じっぱなしも結局は食事に耐える状態ではない。

「どうしようもない」が共通する事項だ。水がでない蛇口も蛇口のない水道も生活において何の役にも立たない。ONとOFFの機能両方があってはじめて成立するものは世の中にいくらでも存在する。

コンピュータなどはまさにその典型だといえる。


。。すまない、もう眠くなってしまった。続きはまた後日。

この後日という表現を「近日」としたいのはこのblogにおける当面の目標といえよう。