根本的な不理解(その3:走るのは誰か?)
歴史的にみて、この国では、 ・先頭を走る者が支配階層となる時代と、 ・下層階級に先頭を走らせる時代 とが交錯する。 戦国大名、明治のリーダ達、戦後のベンチャー企業の社長達は、軍(いくさ)においても、行動力、創造力のいずれの面でも、自らが先頭を走り時代を破壊し創造したのだろうが、江戸時代の将軍/大名、戦後の大企業の社長達は、決して、自らは先頭には立たなかったように見える。 少なくとも、「変化の時代」には、リーダーが走らなくてはいけない。 走る者だけが、リーダーとなる資格を持つ。 走る者は、時代を圧する(疑似)思想と(共感を得る)言葉にて、他者を従える。 (これを、コミュニケーションという。) 国家のレベル、超国家のレベルにおいてもである。 従属者は、リーダーの示す「支配する思想と言葉」に、相槌を打つことなど許されない。 単に、従属させられるだけの存在である。 「変化の時代」にあって、「リーダー」は、「従属者」を同格の者とは見做さない。
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