バースデイライブが終わりましてほっとしています。すぐに新作個展があるので気持ちを切り替えないといけないのですが、少し感想を・・・
ボサノヴァはアストラットジルベルトのイパネマを聞いて私でも歌えそうと思ったのですが、実際には物凄く難しいのです。ポルトガル語がまずどの音にどの言葉が入るのかわからないし、サビの音階は想像だにしないような音とメロデイになります。その上、ジョビンの歌はシャープやフラットの連立で微妙な音が続くのです。ただ発声は張り上げないので私に向いてるかなと思います。また。ポルトガル語はイタリア語と同じラテン語がルーツですので、文法は同じで言葉も近いです。
今回初めて歌ったジサフィナ―ドは特に難しい曲で、今回いらしていらしたサンバダンサーの方も「チャレンジしたけどどうしても歌えなくて諦めた」とおっしゃっていました。私も2月頃から始めて途中何回も「もう無理!」と諦めかけたのですが、きっとジサフィナ―ドを原語で歌える日本人はそんなにいないだろうと思い(笑)完成目指して何度も再チャレンジしました。途中、三四朗さんに何度も「これで音程あってますか」とラインで音を送り、そのたび「半音下がってる」とか「一拍ずれてる」とか言われながら、ようやく8月くらいに一通り歌えるようになりました。ボサノヴァは聞くと簡単そうですが、歌うと日本人にはとてつもなく難しいです。
モンマルトルの丘も思い出深いです。11日のシャンソンコンクールにエントリーした曲で、今まで普通に歌っていた歌詞が、審査員の方から一部違っているという指摘を受け本選までの数日の間に覚えなおさなければならず・・
一度覚えてしまった歌詞を覚えなおすのは大変な作業です。ステージで歌うのは初めてなので、ロングドレスを買って(笑)つまずかずに歩く練習をしていたら、先生に間奏のところで後ろ向いて下がったらと言うアドヴァイスを頂き、
その練習をしていたところ、直前のリハーサルの時にピアノの藤原和矢さんから、間奏の時にラララと歌ったらと言われ・・・本番で後ろ向いて歩いて前向いてラララと歌ったら、その後の酔いしれての歌詞の「よ」が抜けておいしれてになってしまいました(笑)バースデイライブでは、ようやく慣れてちゃんと歌えました。
最後のコーヒーも大好きな曲です。日本語の歌詞も凄く素敵。琥珀色の時が流れる・・なんてすごく雰囲気がでています。川口さんもお好きな曲だそうで、マリウ愛の言葉をを弾いたときに「薫子さんの選曲、好きな曲ばっかり」と言ってくださいました。
そしてJazz silver moonlight は私のCDの中でも特に好きな曲なのですが、大平さんもこの曲が好きと言うことで、
コラボすることになしました。三四朗さんのコーラスも入り、とっても良い気分で歌わせていただきました。
船の上で海風を受けながら、恋人との素敵な夜を思い起こしているこの曲は、アンリサルバトールというフランスのシンガーが84歳リリースしたアルバムに収録されています。とっても爽やかで若々しい感性で、フランスでミリオンセラーになりました。また、どこかでコラボしたいよねと話していました。
大平さんの2曲も楽屋で聞いていて、なんか素敵なクラブにいるみたいでシャンパンかなんか開けたいねと三四朗さんと話していました。
そして黒いオルフェは三四朗さんも歌のレパートリーに入っているのは知っていましたので、一緒に歌わせていただきました。この曲だけジョビンではなくルイスボンファと言う方が作曲したのですが、この世界観はとても魅力的です。
「黒いオルフェ」という映画の中でカーニヴァルの朝に、オルフェは「今日は運命の人に会える予感がする」と歌うのですが、実際にはその日運命の人と共に崖から落ちて死んでしまうのです。
「太陽が昇る朝に出逢える」と言う歌詞と裏腹に、曲調は何か悪いことが起きそうな予感を感じさせるマイナーな感じです。この曲が世界的に有名になったのは、こんなところからなのではと思いました。三四朗さんは英語で私はポルトガル語で歌いました。
最後に皆さんと歌ったラストワルツは、イギリスのエンゲルベルトフンパーデインクの大ヒット曲。本当に良い曲ですよね。日本語の歌詞も分かりやすいので、覚えて歌っていただけると嬉しいです。
曲を知るたびに新しい世界が広がります。
オリジナルを検索して聞いていただけると、また楽しさが違います。


