東京文化会館でローマ歌劇場のトスカを観てきました。

プッチーニ:オペラ『トスカ』全3幕


美術、演出 フランコ・ゼッフィレッリ

 

指揮 ミケーレ・マリオッティ

   
 

出演 

カヴァラドッシ:ヴィットリオ・グリゴーロ

トスカ:ソニア・ヨンチェヴァ

スカルピア:ロマン・ブルデンコ

 

管弦楽:ローマ歌劇場管弦楽団

合唱:ローマ歌劇場合唱団

 

久しぶりに興奮しました!


圧巻の舞台でした。春に同劇場で観たパレルモマッシモ劇場版ラボエームは、セットや配役が不完全燃焼だったのですが、今回は本当に素晴らしかったです。春のブログ  ラ・ボエームを観てきました。 | Amalfi のミュージックダイアリー (ameblo.jp)

 

第一幕 セットもローマ歌劇場だけあって凄く重厚で豪華。カヴァラドッシ(グリゴーロ)が登場してくると、セリフも歌も無いのに凄いオーラが。よわよわしいアーテイストではなく、若くて情熱的な画家のカヴァラドッシがそこに居ました。そしてトスカが登場。驚いたのは、「こんなに声の大きいテノールは初めて観た」と言われるほど声量のあるグリゴーロに負けないくらいの、ソニア・ヨンチェヴァの声量。二人の二重唱など、思わず椅子からのりだすくらいの迫力。体中で表現していました。

 

 

 

第二幕 前の「オーケストラと歌だけの公演」のトスカの時、主役はこの人なの?と思ったくらいスカルピア役のブリン・ターフェルが圧倒的な迫力だったのですが

東京文化会館でトスカを観てきました。 | Amalfi のミュージックダイアリー (ameblo.jp)

 

今回はバランスよく3人とも素晴らしく、また2幕の舞台装置も素晴らしく美しく・・


有名なトスカのソロ「歌に生き愛に生き

」では涙が・・・オペラで泣くなんて初めてです。声もとても落ち着いていて深くトスカの悲しみが表現され、盛大な拍手で演技が止まることもしばしば。

第三幕 このセットも美しい。死を前ににして、トスカに贈るカラヴァドッシのソロ「星はひかりぬ」は全身全霊の熱唱。ここでも涙が目に溢れ・・・ ラストシーンのサンタンジェロ城の屋上のエンジェルの高い像の横に立ちトスカが飛び降りるシーンも立体的な舞台と演出でとても悲しく美しく、溢れる涙を堪えながら拍手しました。会場はスタンディングオベーション。

 

 

 

美しくも情熱的で哀しいトスカを堪能させていただきました。

グリゴーロはこういう役がぴったりだと思います。

 

舞台の上で十分楽しませていただいたので、感謝です。

 

 


素晴らしいオペラの後で恐縮ですが、
来月の出番は10月26日。
花木さち子さん高橋良吉さん薮内彩奈とご一緒です。