8月のボサノバライブで歌った黒いオルフェ。
元の題はManha de Carnavalと言います。
ポルトガル語で「カーニヴァルの朝」
黒いオルフェの曲は聞いたことがあっても「黒いオルフェ」の映画をご覧になった方は少ないのではないでしょうか。
この動画はけっこう長いですが、大まかな内容がカヴァーされています。
イタリア、フランス、ブラジルの合作映画で、1956年の戯曲『オルフェウ・ダ・コンセイサゥン』を映画化したもので、ギリシア神話のオルペウス(オルフェ)とエウリュディケ(ユーリディス)の物語の舞台を、カーニバルで盛り上がる公開当時のブラジル、リオデジャネイロに移して描かれています。
ボサノヴァの作曲家として有名なルイス ボンファによる「カーニバルの朝」(黒いオルフェ)をはじめとしたボサノヴァの曲が含まれていることで有名です。
ギリシャ神話のオルフェの物語は、
音楽の神オルフェがが最愛の妻を亡くし黄泉の国の王に懇願すると
生き返らせる代わりに決して振り向いてはいけないと言われる。
けれどオルフェは振り向いてしまい、妻は再び黄泉の国に連れ去られると言うお話です。
この「黒いオルフェ」はカーニヴァルの朝に知り合ったユーリデイスとオルフェは恋に落ちますが
彼女に付きまとっていた「死神」に連れ去られてしまいます。彼女を救おうと様々なことを試みますが、
結局はオルフェも崖から落ちてしまい、死をもって二人は結ばれるというお話。
第12回カンヌ国際映画祭ではパルム・ドール、第32回アカデミー賞では外国語映画賞を受賞しています。
なんだかとても不思議な映画でしたが、全編にちりばめられた美しいボサノヴァの曲が素晴らしく、
カーニヴァルの喧騒とボサノヴァが対局して表現されています。
この映画を見て私の卒論がテネシーウィリアムスの「地獄のオルフェウス」だったことを思い出しました。
遥か昔のことですっかり忘れていました。
さて、次回の出番は10月28日です。
江口純子さんの素敵なピアノで歌います。
