ルーチョ ダッラのカルーソは日本ではあまり知られていませんが、イタリア人にこの50年間で一番好きな曲を訪ねれば
必ずベストスリーに入る曲です。
2012年に69歳で亡くなったイタリアのシンガーソングライタールーチョ ダッラが歌う「Caruso(カルーゾ)」は、
ナポリ出身で、オペラ史上最も有名なテノール歌手の一人と言われるエンリコ・カルーゾ Enrico Caruso (1873~1921)に捧げた曲です。
カルーゾは公演先のアメリカから病気のため故郷ナポリに戻り、48歳の若さで亡くなりましたが、最期の時をナポリ湾に面するソレント半島のホテルで過ごしたそうです。
世界的な有名オペラ歌手パバロッティもカヴァーしています。
ナポリにはこのルーチョダッラによってこの歌がかかれたホテルがあり、波を見ていると船酔いするくらい海の近くの部屋でこの曲が作られたそうです。
エンリコ カルーソは偉大なオペラ歌手でしたが、舞台の上で喀血して倒れ亡くなりました。
この曲を作ったルーチョ ダッラも、ジャンルは違えども、偉大なシンガーソングライターと言えます。
ウナカンツオーネの初代オーナーであり、伝説のカンツオーネ歌手である村上進さんの日本語ヴァージョンもありました。
諸行無常と言いますが、ルーチョ ダッラもパバロッテイも、
村上進さんも訳詞を手掛けた後藤啓子さんも早世して今はいないので、余計に物悲しく響きます。
なお、イタリア語の表記は難しく、ルーチョ ダッラは ルチオ ダルラと書かれていることもあり、
カルーソはカルーゾと書かれていますが、どれも同じと思ってください。