昨日のライブのお話の続きです。
この夏陽気なナポリに行き、Canzone Napoletana をたくさん聞きました。
購入した沢山の本に出ている楽譜の歌を、ひとつひとつ YOUTUBEで聞いてみたところ、いくつか気になる曲がありました。
その一つが Sergio Bruniの歌う Vieneme 'nzuonno という曲でした。
ところが誰かに聞こうにも調べようにも、意味も読み方も全く分かりません。辞書にも出ていません。
だってイタリア語でもないのです。ナポリ方言ですから(-_-;)
日本語では「ナポリ民謡」と呼んでいる歌は、民謡ではなく、ナポリ方言で歌われるこの地方独特な歌謡曲です。
ほぼほぼすべて熱烈な愛の歌です。
一番有名なのがオーソレミオで、イタリア語だと イルソーレミオ。
私が歌わせていただいている アネマエコーレもイタリア語では アニマエクオーレ
似ていますが、全然違う言葉もありますので、イタリア人が聞いてもナポレターナはさっぱり何を言っているのかわからないと言われます。
そして、オーソレミオは私の太陽という意味ですが、太陽の歌ではありません!
私の太陽はあなた という熱烈な愛の歌です。
たまたまミラノの友人のVincenzoさんがナポリの出身と知り、イタリア語に訳してくれました。
感謝です。
そしてタイトルの Vieneme 'nzuonno というのは、「夢の中に来てください」という意味と判明。
唄のイタリア語もほぼ知っている単語ばかりでしたので、スムーズに訳すことができました。
ところが、私はYOUTUBEを見ているので曲が分かりますが、ほかの人は誰もこの曲をご存じないので楽譜を作るのに1ケ月近くかかり本番前にようやく完成。心配でしたが上里さんの伴奏で幸せに歌わせていただきました。
ナポリ方言も少しだけわかってきたのですが、濁音が多い zuonno (ズオンノ) はイタリア語で(ソーニョ)
ことばの間に ン が良く入り アモーレ はアンモーレに。
夏目漱石は、I love you は 日本語では「月が綺麗ですね」とおっしゃったそうですが、
日本語はほとんど濁音が入らないのですっきりしてしまい、熱ーいナポリの情熱は少し抑えられてしまいましたが、
私たちにはこのほうが合う気がします。
とても楽しいライブでした。
有難うございました。
次回10月7日。
すぐです!
追伸
タイトルの
夢の中で
は私の先生がつけました。
私は
夢の中でとか
夢で逢えたら
愛の夢
とかは有りそうだと思い
愛の眠り
とつけたのですが、
井上陽水さんのは
夢の中へ
だそうです。
夢の中で
が曲の内容には一番合っていますね。




