名医、名薬ほど再発(ぶり返し)に苦悩すると聞いたことがあります。

神の手と言われるほど手先の器用な外科医がいるとします。手術でガン細胞を完璧に取り除きました。ところが数ヶ月後に再発・転移しました。

喘息の特効薬としてノーベル賞まで取った魔法の薬、副腎皮質ホルモン(ステロイド)。瞬時に症状は激減します。ただ一定期間後、喘息大発作(再発)がありました。

凄腕の言語聴覚士が重度の吃音のある方を流暢に話せるようにしました。ところが数ヶ月後ぶり返しました。症状は前に比べて倍返し、3倍返しと言うくらい深刻になっていました。

言語聴覚士や医師で吃音臨床している方は比較的直接法(言語療法)を用いてるケースを散見します。

一方、大学教授等、吃音を研究している方は間接法を取り入れているケースが多い印象を受けます。

当然ながら大学教授等の方が吃音を深く勉強されていると思います。過去の治療の歴史も熟知しております。ではなぜ大学の教授等は直接法に慎重なのでしょうか?

結論、直接法は再発(ぶり返し)があるので慎重にならざるを得ないということです。このワード(再発、ぶり返し)を無視した吃音臨床は良くないです。

[対症療法(直接法)と根本療法(間接法)の違い]

火と煙の関係を例にすると分かりやすい。

【問題】
煙が辺り一面に立ち込めて目を開けたり息をすることができない。

【解決】
〈対症療法〉
うちわで煙を取ろうと扇ぐ。賢い人は扇風機を使い効率的に煙を無くそうとする。
結果→
一時的に煙はなくなった。
ただ一定時間後、再び煙が出てきた。
煙がなくなったというより煙を抑えていたという方が正解。

〈根本療法〉
煙を起こしている原因は火であるので火に水をかけて大元を先に対応する。
結果→
完全に火を消したなら再度、火が上がることはない。

詳しくは http://oriental-stuttering-treatment.com/74057/?p=5&fwType=amb