こんにちは!インターンの吉川です。
本日も、昨日に引き続き地球防衛隊のインターンに参加させていただきました。
今日は戸越公園近くの現場に同行させていただいたのですが、
改札を出るとすぐ昔ながらの商店街が広がり、どこか懐かしさを感じる街並みでした。
最近は各地で電車の地中化が進められており、戸越公園駅も地中化が予定されているそうです。
私は電車から見る街並みも、そして街並みの要素として電車が溶け込んでいる風景も好きなので
そういったものが地下に閉じ込められてしまうと、
便利さと引き換えに街を個性づける大切な要素が一つ失われてしまうような気がして、少し寂しい気持ちになります。
さて、今日もたくさんの現場を回らせていただきました。
地球防衛隊に来て気づいたのは、社内の人のみならず、現場で働く職人さんとの対話が非常に多いということです。
そこで、今日のブログでは、
「社外の方とどのようなコミュニケーションをとっているのか」
一日中同行させていただく中で、私が発見した現場ならではのコミュニケーションについて書きたいと思います。
まず訪れたのは、5階建てRC造(鉄筋コンクリート構造)で、まだ躯体が4階までしかできていない状態の現場でした。
現場に到着すると、すでに社員の方と職人さんが話し合われていました。「現場=ピリピリした雰囲気」というイメージを勝手に持っていたのですが、現場は和気あいあいとしており、社員の方と職人さんがざっくばらんに会話していました。
2件目は、たまたま近くで別の社員さんが担当されている8階建てRC造の現場にも行かせていただきました。
階数が高くなればなるほど、ホースを上まで上げるのが大変だという話を聞きました。
そして、社員の方も率先して手伝う時があると聞き、「これぞチームワークだ!」と思いました。
3件目は、もうすぐ始まるS造(鉄骨造)の耐火被覆工事の現場打ち合わせに同行させていただきました。
1階部分がセットバックしていたりと、少し特殊な現場です。
この現場での体験から、私はコミュニケーションは人との対話の中だけに生まれるのではないと思いました。
監督さんと一緒に図面だけでなく目で見て現場を確認することの重要性を学びました。
複雑な現場であっても、直接目で見て確認することで、間違いなく職人さんへ指示を伝えることができます。
これは、人との対話と同じくらい大切な、建物とのコミュニケーションであると思いました。
また、これから職人さんが使う足場に実際に乗り、安全を確かめる作業をしていました。
職人さんが怪我をしないか、作業がしやすいか
を事前に確認していました。
これも直接的な人との対話ではありませんが、職人さんへの深い思いやりです。この見えない思いやりも、立派なコミュニケーションの一つだと感じました。
現場で生まれるのは、口頭でのやり取りだけではありません。
様々な形のコミュニケーションの積み重ねが、
確かな信頼へとつながっていくのだと実感しました。