口に入れた途端、祖母との懐かしい思い出が蘇ってきた。明治生まれの祖母は7人兄弟の長女として育ち、しっかり者の器量よしの評判で、祖父の所へ嫁いできた。私たち孫のしつけも母ではなく祖母だった。それはそれは厳しい祖母で、日常のしつけばかりでなく読み書き算盤は基礎の基礎と、学校の成績が前学期より下がると祖母の叱責は容赦なかった。
そんな祖母を子供心にもどこかで尊敬していたのかもしれない。
子供の頃祖母の実家近くの神社の祭りに連れて行ってもらった。諏訪の御柱と同じようなお祭りで賑やかな出店があり、そこでニッキ水を買ってもらった事が強烈な思い出として残っている。
赤、黄、緑の3色があり緑を選んだ。(緑色が1番辛いと信じきっていた)
祖母はそんな色をつけた辛いものを飲むとバカになる!と嫌がったが、このときばかりば両手に緑色のニッキ水を持って離さなかった。どうやら私は子供の頃からニッキが大好きだったらしい。
日頃ニッキの味は縁遠いものになっているが、このニッキ飴を見つけてからと言うもの、口に入れるたび幸せな気分に浸っている…食べ過ぎて(なめすぎて?)味覚が麻痺してきたみたい。(๑>◡<๑)








