ミレ のよしなしごと(信州暮らし)  -13ページ目

ミレ のよしなしごと(信州暮らし) 

南アルプスの稜線に金色の光の矢が放たれるとやがてご来光です。
そのあまりの神々しさにごく自然に手を合わす古老達の気持ちがよくわかります。
このブログは、人生の後半を南アルプスを望む町で過ごすことになった私(姫)の日記です。 

ニッキ飴を見つけた、
口に入れた途端、祖母との懐かしい思い出が蘇ってきた。明治生まれの祖母は7人兄弟の長女として育ち、しっかり者の器量よしの評判で、祖父の所へ嫁いできた。私たち孫のしつけも母ではなく祖母だった。それはそれは厳しい祖母で、日常のしつけばかりでなく読み書き算盤は基礎の基礎と、学校の成績が前学期より下がると祖母の叱責は容赦なかった。
そんな祖母を子供心にもどこかで尊敬していたのかもしれない。
子供の頃祖母の実家近くの神社の祭りに連れて行ってもらった。諏訪の御柱と同じようなお祭りで賑やかな出店があり、そこでニッキ水を買ってもらった事が強烈な思い出として残っている。
赤、黄、緑の3色があり緑を選んだ。(緑色が1番辛いと信じきっていた)
祖母はそんな色をつけた辛いものを飲むとバカになる!と嫌がったが、このときばかりば両手に緑色のニッキ水を持って離さなかった。どうやら私は子供の頃からニッキが大好きだったらしい。
日頃ニッキの味は縁遠いものになっているが、このニッキ飴を見つけてからと言うもの、口に入れるたび幸せな気分に浸っている…食べ過ぎて(なめすぎて?)味覚が麻痺してきたみたい。(๑>◡<๑)
 
私の骨、骨粗しょう症に近い状態。
転んだら骨折する可能性大…
説明を聞いてるうちに情けなくなった。
この腰の痛みは なんで? と思っていたけど、単なる腰痛ではなく。。。。
骨折してました〜ぁ!
田舎で車に乗れないと言うことがどれほど重大なことか…それこそ人生観ががらりと変わってしまうよう…ということが今回の事故でよくわかった。
何よりありがたいのが親友の存在だった。
「明日買い物に行かない?」とか「どこか行く用事は無いの?」とか3日に1度位の割合で声をかけてくれる。今回は、いつもありがとう…と言いながら全面的に甘えた。
今日はスーパーでの買い物、カートがあると腰が楽と言うことも今回初めて知った。
さて、そのカートを押して塩干物コーナーまで来た時、「ただ今からお持ちいただいた塩干もの全てに3割引!シールを貼らせていただきます」のアナウンスが流れあっという間に列ができた。
次私の番というとき、左からちりめんじゃこを持った手がヌッと出て来た。
んまっ!非常識な…なんて失礼な!どういう神経してんの?ジロリ  @@…!
その風貌を見た瞬間、長らく世間との関わりを絶って一人暮らしをしてきたおじいちゃん… だ!と直感。
私の前にヌッと差し出された手に店の従業員も困惑顔で並ぶよう言ったものの動じない。
その場の空気に耐えられなくて「お先にどうぞ」と言ってしまった。
お店の方が、長い列に一礼していたのも感じが良かった。
たったこれだけのことなのにものすごく切なかった。
事故で急に社会的弱者の立場になって世の中を見ると、見えなかったものが見えてくるし、見たくないものも見えてくる。

あれほど激しく鳴いていた虫たちの合唱も、家の中までは聞こえてこない。信州では虫が鳴くと夏の終わりで、聞こえなくなると秋…と言う感じかもしれません。
この時期1番輝いているのは庭の草花のようです。



朝の気持ちの良い時間に庭と畑に出てみた。
バイオレットセージが見事です。↓
今年もバイオレットが見事ですね…と話しかけてくれた朝の散歩のご夫婦。
・今年は夕顔の花が少し少ないですか?そのかわり朝顔の立派な事…
早朝に外に出るようにしたらむしろ昼間より人が歩いている。どこのどなたかわからないが、事故を起こして救急車で運ばれた事は皆さんそれとなくご存じで「あら、もう大丈夫なの?」などと声をかけてくださる。

少しずつ良くなっているようですがまだまだ痛くて…

ムラサキシキブも艶やかな紫色に  ↓
 
手入れの行き届かない庭…しゃがむと腰の痛みが強烈なので草引きできませぬ。






朝の気持ちの良い時間に庭と畑に出てみた。
今花オクラの花が実に美しく咲いています。
芙蓉の花にそっくりです。
あまりにも綺麗すぎて食べる気にはなりません

バイオレットセージ(アメジストセージ)もきれいです。↓


今や絶滅危惧種になっている藤袴…
幸いなことに我が家の藤袴は年々広がって裏庭の半分を覆い尽くす勢いです。
ところで藤袴と言えば…アサギマダラ
美しい蝶ですが謎も多いらしい。
私がこの蝶に興味を持ったのは、信じられないほど美しい
それはそれは美しい蛹を見たときからでした。
銀杏の艶やかな黄緑色を想像していただきたい。
あれよりもさらに美しい輝きを放つさなぎ…
大方の人があれを見たら、きっと興味を持つと思うのです。
数日前、たくさんの紋白蝶が来ているのを見て、もしかしたらアサギマダラが来るかもしれない…と思い椅子を持って行って待っていた。
そしたら…
来ましたぁ〜  
羽を広げてくれないんだけど、撮影成功です!
藤袴の花が咲き始めました。
秋の七草の1つですが、なんとも奥ゆかしい花で、実は私も昔は「しょぼい花」と思っていました。
ところが先生が、藤袴を生花一種生けで生けると、その気高さと気品に驚きます。
現在教室に通えない状態なので、時々先生がいらしてお花を生けてくださいます。
今年こそきれいに生けようと思うのですが、藤袴は簡単そうで難しい。
で、で、花瓶に入れてみた↓
それでも様になるのは藤袴の持つ気品だと思う。




車横転事故から2ヶ月が経とうとしているのに、腰の具合は相変わらず…
特に最近の雨の多い日々が続くと気分的にも憂鬱だが肉体的にも痛みがひどくなるような気がする。
しゃきっと伸びない腰…これが1番憂鬱の原因
やる気をなくす鈍い痛み…これも前向きの姿勢をうつむき加減にさせてしまう。

日によって痛みが違い、それによって気分が 上下するのも意外に辛いものだ。
マイナス思考になっていくのもわかる気がする。
いったいこの痛みはいつまで続くのだろうか…
怖いのはこの2ヶ月間のうちに体重が7キロ落ちてしまったこと。気分的に落ち込んでいると食欲なく何を食べても美味しくない。
あれほどダイエットした時は500グラム減らすのに必死だったのに、今は食べても太らないなんて。
ピアノもバイオリンも縁のない生活だった。
少し琴をかじったが、琴の音色というのは思っている以上に響き渡り、いやでも聞かされる。防音設 
備のある所か野中の一軒家でない限り無理と分かって断念せざる得なかった。
娘がピアノを弾き始めたのは5歳、コツコツと真面目に練習し小さなコンクールで優勝するようになった。親である私はただただうれしかったが一度賞を取ってしまうと周りからの期待も大きくなり本人は常にプレッシャーと戦わざるを得なくなる。それを身をもって経験してきた娘はわたしに、孫のピアノに関しては「一切口を出すな」と最初から釘を刺した。
ピアノは1日30分、それ以上はしない
けど、それでもスケルッオNo.2の譜読みを軽く終えたというから私に欲が出てしまう。