淘宝タオパオ(日本のヤフオクや楽天)にお店を開店。

ヤフーオークションは住所で本人確認ができればめでたくアカウントを開けるが、中国のアカウント開設の手続きは結構面倒だ。

まず、名前、住所や電話番号など必要事項を書き込み、身分証明書を写真にとりネットであげる。そこで審査があり、1日くらい待ってめでたくアカウント取得。けれどこのアカウントでは買い手の資格だけで、売り手になろうと思うとさらに審査が続く。

今度はパスポートを自分で持っている写真(顔とパスポートの写真を確認)と上半身の写真、外国人の場合は中国の入国したスタンプのついているパスポートのページも提出する。ネット上で写真が転送でき、提出ボタンを押すと「今あなたの前にXXX人待っており、あなたの番が来るまでにX日XX時間かかる予定です」と出てくる。私はその数にびっくりしたのだが、なんとあなたの前に12000人申請している人がいて、あなたの番まで2日かかりますとの内容だった。さすが中国。人数が半端でない。結局、審査は1日で終わり買い手の資格第一歩がクリアされた。

次は試験。お店を運営するにあたっての規則や発送や返品交換の規則などの30の質問に答えなくてはならない。これは受かるまで何度も受けることができる。ネット上でいろんな人が答えを公開しているのでそれを参考にしながら答えるとそれほど難しくない。

試験に合格すると晴れてお店をオープンできるスタート地点に立つ。

お店は自分好みの内装ができるようになっており、私は1ヶ月49元(約700円)もするテンプレートを使ってお店をつくることにした。