7日に帝劇で「レ・ミゼラブル」を観てきました(^^)


初レミゼにして、今年でロンドンオリジナル版は最後ということもあって、スペシャルキャスト回を観ました。



素晴らしかった!


もう、ただただ素晴らしいの一言


どうしてもっと早くから観ておかなかったのだろう、と後悔


ミュージカル好きを公言しておきながら本当に情けないです(´・ω・`)



最初は台詞も全部メロディにのっかってるのが少し違和感があって、あれ?オペラ?とか、頭の中でクエシチョンマークが盛大に飛び交ってたのですが、役者さんたちの演技にどんどん引き込まれていって、いつの間にかそんなことも忘れていました。



ジャン・バルジャン役の別所哲也さん、ジャベール役の鹿賀丈史さん、ファンティーヌ役の岩崎宏美さんと、どの方も本当に素晴らしかったのですが、なかでも素晴らしく魅力的だったのがエポニーヌ役の島田歌穂さん!


もう「オン・マイ・オウン」は鳥肌もので、「恵みの雨」では涙を搾り取られました


日本での初演オリジナル・キャストということもあって、すごく自然にエポニーヌになっていて、役者の本気を見せつけられました



本当、舞台全体をとおして言えることなんですけど、まさに本気を見せられた、って感じでした。

バリケードのアンジョルラスの最期や、ラストのジャン・バルジャンの最期は「胸が震えるってこういうこと?」って思ってしまった。
叫びたくなるくらいに感動しました。



レミゼは小さい頃母に、子ども用に編集された(娼婦の件がなかったような…それでも長かった)「ああ、無情」を読んでみなさい、と渡されて読んだことがありました。


まだ小学校低学年くらいだったと思うのですが、ラストにコゼットとマリウスに見守られながらジャン・バルジャンが息を引き取るところでは泣いた記憶があります。


初めて細かい字で書かれた長めの本を読み切ったのがレミゼだったので、昔から特別な作品で、母も幼い頃にレミゼが読みたくて祖父に文学全集を買い揃えさせるくらい、思い入れのある作品だったようなので、今回一緒にミュージカルを観れてよかった、と思いました。


編集されていないものを読まなきゃと思いつつまだ読めていないような奴が何言ってんだ、って感じですが(^^;)



もっと早く出会っていれば…!


でも、観れてよかった。確実に自分の人生に何らかの影響をもたらしたと思います。



また新たな演出で会えることを楽しみにしてます(^^)
1ヶ月以上も更新さぼってしまいました(*_*)


新年度始まってなんやかんやワタワタとしてるうちにいつの間にかGWも終わってしまい…



映画ネタも更新してませんでしたが、あれから何本か観ました(^^)


ザ・ファイター
ブルーバレンタイン
ガリバー旅行記


と、全くタイプの違う3作品でしたが、どれもそれぞれとても楽しめました。



「ザ・ファイター」ではアカデミー賞を受賞した俳優・女優の体当たりの演技に魅せられ、家族のあり方、勝ちを望む人間の強さ、支え合うことを教えられ


「ブルーバレンタイン」では恋愛とは結婚とは何なのか、愛は永遠なのかを考えさせられ


「ガリバー旅行記」ではこれぞJB!という、最高のコメディ、エンターテインメントを見せつけられ


どの作品も素晴らしくて、観てよかったと思います。


日にちもたってしまったので一つ一つには言及できませんが、是非観てほしい作品たちです。


自分の方向性に自信が持てなくなったときに「ザ・ファイター」を


今の恋愛、このままでいいのかと疑問に思ったときに「ブルーバレンタイン」を


とにかく思いっきり笑いたいときに「ガリバー旅行記」を


観てほしいと思います。


まだまだ観たい映画はたくさんあります。
あぁ、映画って素敵だ



ブログの更新もちゃんとしていこうと思います(^^;)
3月29日に「わたしを離さないで」を観ました(^^)


ずっとずっと観たかった映画。
やっと公開された!



では簡単にあらすじを。

1970年代、革新的な治療法がみつけられ、平均寿命が100歳をこえた世界、キャシー、ルース、トミーの3人はヘイルシャムというイギリスの寄宿学校で育つ。外の世界は危険だと教え込まれ、外部との関わりが一切遮断された空間で何の疑問も持たず生活を送る彼ら。新しく赴任した先生から自分たちが何のために生まれたのか、どのように人生を終えるのかを聞かされる。
その後大人になり離ればなれになった彼らにはその時が近づいていた。“提供”と呼ばれる臓器移植のドナーとなること。そのために創られた彼らの人生とは―



こんな感じです
うーん、やっぱりまだまだ上手くまとめられなくて申し訳ないです(^^;)ネタバレになってもあれなのでもやっとしてますね。あらすじを上手く書くことを当面の目標にしたいと思います。



話はそれましたが、

この映画は様々な角度から見ておいしい映画だと思います。


まず1つ目


主演の3人のキャスティング。

物語の語り手となるキャシーに「17才の肖像」で一躍有名になったキャリー・マリガン。キャシーの親友であり、トミーをめぐる恋のライバルのルース役に今最も人気のある英国人女優キーラ・ナイトレイ。そしてそんな2人の間で揺れ動く繊細な青年トミー役に「ソーシャル・ネットワーク」出演や次期スパイダーマンで人気急上昇中のアンドリュー・ガーフィールド。
これだけフレッシュな演技派をよくぞ集めてくれた、と拍手を贈りたくなるようなキャスティングです。


それぞれが本当に素晴らしかった。キャリーは受け身に徹する演技で、たおやかさ、包み込むような雰囲気を存分に出していたし、キーラはコスチューム系じゃなくてもいけるんだ!と実力を再確認させられました。キーラがヒロインではなく憎まれ役をやったことにビックリ。新しい一面が見られます。そして、アンドリューはものすごくリアルな演技で、トミーの何にも縛られない自由な雰囲気と脆さを表現していました。彼はトミーを「感情をかき集めて生きている人」として演じたようですが、まさにその通りのキャラクターに仕上がっていました。

以前から注目していたキャリーとアンドリューに惹かれてこの映画を観たのですが、さらに大好きになってしまいました。今後の活躍も期待できます。



そして2つ目


ストーリーと舞台のバランス


全編を通してどこか懐かしい感じがするのに、扱っているのはクローンや臓器移植など、もはやSF。
そのアンバランスさがなんとも言えずいいんです。
古き良き寄宿学校のはずなのに、生徒の腕にはブレスレットがつけられ、毎日の食事も徹底的に管理されている。少しずつ違和感が積もっていくような不思議な感覚になります。


クローンや臓器移植を題材にすると、倫理的な方向に話が傾くように思われますが、この物語はその方向にはいきません。

あくまで彼らを一人の人間として、倫理観を提示するためのアイコンではなく、リアルな個人として描くことでこの物語はこのような題材を扱いながらも、無情にすぎる時間の残酷さ、命の儚さに焦点をあてることに成功できたのだと思います。


クローンの是非を問いたいわけではなく、限られた時間の中で彼らが何を選択し、どう生きるのか、人間の普遍的なテーマへと作品を昇華させている点は原作の力かもしれません

ちなみにこの映画の原作者はカズオ・イシグロという日本人です。
儚さや、もののあはれに美しさを見出してきた日本人にこそ描ききれた作品なのでしょう。



ラストのキャシーの問いかけには胸が締めつけられます。



まだまだ語りたいですが、長くなったのでこのへんで。
ぜひ観てほしい作品です。