またまたお久しぶりです!
前回がしょこの夏祭りのときだから、半年以上ほったらかしていたみたいですね(^^;)
あの頃は蒸し暑かったのに今はかなり寒いです。
更新はしていなかったのですが、映画は相変わらずいろいろ観てました(・∀・)
ちなみに今年の映画初めは「ニューイヤーズイブ
」でした(*^^*)
そしてそして、今回ブログにぜひ書きたいと思ったのが「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」です。
この映画は、9.11で父親を亡くした男の子の視点で描かれる、喪失と再生の物語です。
2011年3月11日、大きな地震とそれに伴う津波により数え切れないほどの尊い命が失われました。
何か大切なものを失う経験をしてしまった人、それを遠くから見ていることしかできなかった人…それぞれに何かしらの変化がもたらさらたあの日。
そんな日本が待ってたのはこの映画なんじゃないかな、って図々しくも私は思ってしまいます。
*以下ネタバレあり。ご注意ください。
オスカーは賢く過敏な11歳の男の子。アスペルガー症候群ぎみな彼のた彼のコミュニケーションを手助けするため、父トーマスは“調査探検”を提案する。自分を理解してくれる最愛の父。しかし、トーマスは9.11で犠牲となり、亡くなってしまう。遺体は見つからず、空の棺を埋葬する母をオスカーは納得することができない。
それから1年後、父の死と向き合えないオスカーは“最悪の日”以来1年ぶりに父の部屋に入り、父の遺品から“Black”と書かれた封筒に入った鍵を見つける。父は何のために鍵を遺したのか、その謎をとくため、オスカーはNY中のBlackさんに会う“調査探検”を始める。
とまあ、話はこんな感じです。
見ていて、とても痛々しい映画でした。
オスカーは最愛の人の死を受け入れられないように見えますが、実はそうではないと思います。
オスカーが受け入れられないのは死ではなく、何か区切りをつけることによって無理やり死を乗り越えようとする彼の周りなのだと思います。
繊細すぎて、過敏すぎるオスカーだから、いや、オスカーだけじゃなくて本当は誰でも、そんな人生の悲しみは、周りからの慰めだとか、時間の流れだとかで乗り越えられるものではないんだ、自分が納得しなければいけない、痛みは伴うけれど、向き合わなければいけない、いわば「喪の仕事」が必要で。
私たちはどうしても、人に降りかかった悲しみを美化してしまうと思うんです。うーん、悲しみというよりは、そらを受ける人を。きっとこの人は悲しみでさめざめ泣いているのだろう、しかしいつか乗り越えるのだろう、いつか笑えるのだろう、と。あまりに自分勝手な解釈ですが、そうやって、悲しみを乗り越える人を、何かのヒーローやヒロインのように思ってしまう。
でもそんなの幻想で。きっともっと痛くて、汚くて、怒りとか絶望とか、いろいろな感情がごちゃまぜになって、それはきっと爽やかさなんて微塵もないんだと思います。
だからこそ、この映画にリアルを突きつけられて、ものすごく痛かった。
オスカーが独りよがりな少年、というのも、私たちのイメージする「父を亡くした少年」像を見事に打ち砕いてくれます。
そう、悲しみは悲しみでしかない、美しくなんてなりようもないんですよね。
話はもどって、オスカーにとっての「喪の仕事」“調査探検”だった。
しかし、それすら、探検だけで終わらず、父からのプレゼントに思えました。
様々な人と出会うこと、自分の苦手な物を克服すること、もう一度母と向き合うこと…オスカーは探検を通じて、これらを経験していきます。
鍵穴は自分が思っていたものと違ったかもしれない、父から遺された宝物はなかったかもしれない。だけど、優しい出逢いと人に頼る強さを、オスカーは自分の力で掴んだのだと思います。誰かから差し伸べられるのではなく、自らが自分を救う姿がそこにはあます。
本当に良い映画です。
ぜひ劇場で。
最後に、オスカー役のトーマス・ホーン君、すばらしい演技です。オスカーが母を罵る場面は本当に胸がしめつけられます。
将来期待の俳優がまた1人(^^)
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前回がしょこの夏祭りのときだから、半年以上ほったらかしていたみたいですね(^^;)
あの頃は蒸し暑かったのに今はかなり寒いです。
更新はしていなかったのですが、映画は相変わらずいろいろ観てました(・∀・)
ちなみに今年の映画初めは「ニューイヤーズイブ
」でした(*^^*)
そしてそして、今回ブログにぜひ書きたいと思ったのが「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」です。
この映画は、9.11で父親を亡くした男の子の視点で描かれる、喪失と再生の物語です。
2011年3月11日、大きな地震とそれに伴う津波により数え切れないほどの尊い命が失われました。
何か大切なものを失う経験をしてしまった人、それを遠くから見ていることしかできなかった人…それぞれに何かしらの変化がもたらさらたあの日。
そんな日本が待ってたのはこの映画なんじゃないかな、って図々しくも私は思ってしまいます。
*以下ネタバレあり。ご注意ください。
オスカーは賢く過敏な11歳の男の子。アスペルガー症候群ぎみな彼のた彼のコミュニケーションを手助けするため、父トーマスは“調査探検”を提案する。自分を理解してくれる最愛の父。しかし、トーマスは9.11で犠牲となり、亡くなってしまう。遺体は見つからず、空の棺を埋葬する母をオスカーは納得することができない。
それから1年後、父の死と向き合えないオスカーは“最悪の日”以来1年ぶりに父の部屋に入り、父の遺品から“Black”と書かれた封筒に入った鍵を見つける。父は何のために鍵を遺したのか、その謎をとくため、オスカーはNY中のBlackさんに会う“調査探検”を始める。
とまあ、話はこんな感じです。
見ていて、とても痛々しい映画でした。
オスカーは最愛の人の死を受け入れられないように見えますが、実はそうではないと思います。
オスカーが受け入れられないのは死ではなく、何か区切りをつけることによって無理やり死を乗り越えようとする彼の周りなのだと思います。
繊細すぎて、過敏すぎるオスカーだから、いや、オスカーだけじゃなくて本当は誰でも、そんな人生の悲しみは、周りからの慰めだとか、時間の流れだとかで乗り越えられるものではないんだ、自分が納得しなければいけない、痛みは伴うけれど、向き合わなければいけない、いわば「喪の仕事」が必要で。
私たちはどうしても、人に降りかかった悲しみを美化してしまうと思うんです。うーん、悲しみというよりは、そらを受ける人を。きっとこの人は悲しみでさめざめ泣いているのだろう、しかしいつか乗り越えるのだろう、いつか笑えるのだろう、と。あまりに自分勝手な解釈ですが、そうやって、悲しみを乗り越える人を、何かのヒーローやヒロインのように思ってしまう。
でもそんなの幻想で。きっともっと痛くて、汚くて、怒りとか絶望とか、いろいろな感情がごちゃまぜになって、それはきっと爽やかさなんて微塵もないんだと思います。
だからこそ、この映画にリアルを突きつけられて、ものすごく痛かった。
オスカーが独りよがりな少年、というのも、私たちのイメージする「父を亡くした少年」像を見事に打ち砕いてくれます。
そう、悲しみは悲しみでしかない、美しくなんてなりようもないんですよね。
話はもどって、オスカーにとっての「喪の仕事」“調査探検”だった。
しかし、それすら、探検だけで終わらず、父からのプレゼントに思えました。
様々な人と出会うこと、自分の苦手な物を克服すること、もう一度母と向き合うこと…オスカーは探検を通じて、これらを経験していきます。
鍵穴は自分が思っていたものと違ったかもしれない、父から遺された宝物はなかったかもしれない。だけど、優しい出逢いと人に頼る強さを、オスカーは自分の力で掴んだのだと思います。誰かから差し伸べられるのではなく、自らが自分を救う姿がそこにはあます。
本当に良い映画です。
ぜひ劇場で。
最後に、オスカー役のトーマス・ホーン君、すばらしい演技です。オスカーが母を罵る場面は本当に胸がしめつけられます。
将来期待の俳優がまた1人(^^)
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