鶴の蝶形扇 | oridurukakurennbouのブログ

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「つなぎ折鶴(連鶴)」や、切り込みを入れた用紙の一部で鶴を折る「裁ち折り鶴」など、鶴をモチーフにした作品を主にしています。
ユニットやたまにコンプレックス系作品を折ることもあります。

Yahoo!ブログサービス終了に伴い、こちらに記事を移しました。
引っ越し以来、記事の更新はしないままでしたが、不定期ながらも再開したいと思います。

「クリスマスの飾りに④、4羽からの派生形」の続きで、最後に登場した蝶の形をした作品について、結局は他に思い付かず、鶴を折っています。😅

以前の記事内容と重複しますが、少し振り返っておくと、そもそもは「鶴の扇」4連の円形になったものを1枚の紙で折ることで始まりました。


四隅で鶴を折ります。
「鶴の扇」4連で円形にするには中央を切り落としますが、ここでは他の説明のため、後ろに折っています。


四隅で鶴を折ると、羽のところの折り縮みで用紙の外側が中心へ、用紙の内側が出来上がりの縁になります。


用紙の外と内側の入れ替わりが分かりやすいよう、折り返した状態でも折ってみます。




今、平らに広げられていますが、これを折り返しをせずに、花弁のような形で広げられないかと思うのですが、できません😥


襞をより細かくしてはどうかと、さらに幅を半分に折ってみました。


平らに広げると中心で紙が重なりあってしまいます。
さらに襞の間隔を細かくすれば、ひょっとしたらきれいに広がるのかもしれませんが、それを確かめるにもっと大きな用紙でないとできません。
また、 円形では広がっても、花形ではテンションのかかる箇所の長さが足りず、広げるのは無理なのかもしれません。

襞に折る領域と、襞の間隔で、何らかの数式ができるのではないかと想像しますが、もし専門の人の目にとまりましたら、よろしくお願いいたします🙇

ともあれ、鶴の羽先で用紙を折るか、切り落とすことで、平らに広げられます。


用紙の中央で直交した切り込みを、少し変えたら形がどう変わるのか?
ということで、中心から8分の1ずらしてみました。


結果、蝶の形になりましたが、花形と同じく平らに広げるには、中心に集まる部分の長さの調節が必要です。


切り落としをしないで平らに広げるのに、鶴を折る箇所を小さくする方法もあります。
鶴を折る箇所の一辺を、用紙の5分の1にしました。


切り込みを直線にしていますが、曲線でアゲハチョウのような装飾的な形にもできるので、よかったら試してください。

また、「クリスマスの飾りに」の①~④記事もあわせてご覧ください。