まぁ、ちょっと極端ですが、90°で折れば、羽先の角度はその半分の45°になります。
鶴が8羽だと45°×8=360°で、鶴の部分だけで円になることが分かります。
つまり、鶴と鶴を折る間の襞を折る部分の幅は、襞になるようには、ほんのわずかの幅でよかったということでした。
いちばん最初の4羽の時に、鶴を折る箇所の、一辺の倍の長さを間に取っていましたが、正多角形の場合でも、ずっとそれを踏襲していました。
襞の凹凸のために端を少し糊付けしました。
前回のものと並べると、次の画像のように大きさが異なります。
同じ大きさの正方形の用紙から切り出したので、頂点から頂点の最も長い距離は一緒ですが、鶴が大きくなった分、全体としてはひと回り小さくなりました。
この一連の最初の4羽からの派生ですが、次のように段折りをしてみました。
同様に四隅で鶴を折ります。
裏が金でコントラストがはっきりしないので、分かりやすいよう折り直しました。
また一方で、切込みの入れ方も、ちょっと変えてみました。
判りにくいかもしれませんが、中央は対角線で直角に交わらすのではなく、左右対称で、少し角度をつけています。
この四隅を一度鶴に折ってはみたものの、どうも作品としては映りが良くないので折り替えました。
全体の蝶の形にマッチするような折り方が、レパートリーの極端に乏しい私には思いつきません。
お知恵を拝借したく、現状のものを掲載します。
このずんぐりした蝶の形には、中央は細く、シャープな線のものがいいかと思うのですが、どうでしょうか?