▲皇太子"イシン"役のSS501 キムキュジョン © 読書新聞
[読書新聞=ヤンミヨウン記者]大韓民国が立憲君主制という独特の設定の下の王子の神との政略結婚をすることになった平凡な女子高生チェギョンの物語を描いた"宮"。独特の設定と、胸ときめくラブストーリーで、原作の再発の間はもちろん、2006～2007年にドラマで製作され、今公演界にまで韓流ブームを起こしている。去る6月11日から7月1日までに日本の京都の南座で公演されたミュージカル<宮>は連日全席売り切れを記録し、ファンの惜しさ中での公演の幕を下ろした。24回の公演中、100％に近い客席占有率を見せ、日本国内の有力媒体らの引き続いた好評のうちに幕を下ろしたこの作品は、"宮"の持つブランド力とグローバルな大衆性、キャラクター、キャストの3拍子がぴったりと合って落ちて作品性と興行性を両方取ったという評価を受けた。日本のファンだけではなく、世界各国の"宮"のファンたちもまた、ミュージカル"宮"に対する期待感で劇場を訪れた。昨年の韓国公演の時に作成した<宮>の韓国のファンまで、京都を探して南座は大盛況だったという裏話だ。また、公演後にも<宮>を見たがるファンのアンコール公演要請が殺到し、2011年秋に韓国でも、<宮>が再び会うことができる機会ができた。
来る9月16日から10月22日まで、国立中央博物館、劇場 "龍"で開かれる今回の舞台はキムギュジョン、クァクソニョン、チョンドンファ、ジャンオス、チェイェスルなどの俳優たちが上がる予定だ。今年の秋に訪れる"宮"は、昨年の初演に比べ、多くの点で進化した。構成は、より一層硬くなって物語は、はるかに滑らかになった。新しく追加されたナンバーで構成、観客たちの耳がもっと楽しくなり、より一層派手になった衣装とセットでの見どころは盛りだくさんだ。特に、誰でも簡単に理解できる内容と、耳にぐいぐい入ってくる番号は、家族単位の、恋人、友達同士で快適に観覧することができ、公演観覧のしきい値を感じてためらう大衆に簡単になじむように近付く見込みだ。チュジフン、ユンホ（ユノ）に続き、 2011年の皇太子"イシン"のバトンは、日本公演でも大活躍し、新たな王子として登板したSS501のキムギュジョンが受け継ぐ。レベルの高い歌とダンスの実力、皇太子"イシン"がそのまま飛び出したようなビジュアルのキムキュジョンは、ミュージカル初挑戦であることが信じられない安定した演技力と集中力で成功的なミュージカル俳優申告式を終えた。以外にも、クァクソニョン、チョンドンファなど、実力のあるミュージカル俳優らが布陣して、作品の完成度をさらに高めている。日本公演の成功で、韓国公演界とファンたちの関心を集めているミュージカル"宮"は、今年の秋の皇室ラブストーリーでもう一度大韓民国の胸をときめくようにすることが期待される。
出所 上記