先日、普通救命講習の再講習を受けてきました。
3年に1回講習を受ければ良いのだが、私は毎年受講する事にしています。
今年から新たにAED(自動体外式除細動器)の講習も加わりました。
自動体外式除細動器とは、一言で簡単に言うと、心臓の震えを止める秘密兵器で、
誰にでも使用できます。
「心臓突然死」と言って突然に命を落としてしまう恐ろしい状態が色々な原因で起こります。
脳をはじめとする全身に血液が流れていない状態を心肺停止と呼び、そのまま数分も経て
ば救命は難しくなってしまいます。
心肺停止の中には完全に心臓が止まってしまっている場合もあれば、心臓が小刻みに震え
ている状態のものもあり、心室細動や脈のない心室頻拍と呼ばれます。
また、心肺停止の状態で心臓マッサージをはじめとする心肺蘇生法を行わないと、脳は4分
でダメになってしまうと言われています。
つまり、その後の処置で一命をとりとめたとしても、もとの生活に戻ることはできません。
高円宮殿下がスカッシュ中にお亡くなりになった事件を覚えておられるでしょうか?
殿下は心室細動という心臓が震えている心肺停止状態だったのですが、このような状況では
お薬で治したりすることはできません。
心肺蘇生法は勿論、最初の処置として極めて大事なことなのですが、最終的に唯一有効な方法
は心臓に電気ショックを与えて心臓の震えを止めることです。
心臓に電気を流して震えを取り除く行為を除細動(心臓の細かい動きを取り除くという意)と呼びます。
殿下の場合は救命士が除細動を行いましたが、これは殿下が倒れられてから8分後のことでした。
こんな時に自動体外式除細動器(AED)があれば良かったと言えます。
自動体外式除細動器(AED)とは、除細動処置を一般市民の方でも使用できるように開発された
超強力な助っ人なのです。
まだまだAEDの設置は少ないようですが、将来的には、消火器のように、何処にでも有る状態に
なるそうです。
現在は、公共施設や、駅・ホテル等に設置してあるそうですが、まだ法的な設置義務が無い為、
その施設管理会社に設置を委ねているのが現状です。
http://www.aedjapan.com/ (AED普及を推進する会)