カレンダーに付記されている月齢とかのマークがあまりとくいでないです。
満ちたりかけたりしていく。
紙の上で、しかも一日一コマのカレンダーにおいて、
あの表記は仕方ないけれど、
「明日が30日」なのと、「明日が満月」なのは違うから。
同じ枠に書かれていると、
コマ送りの概念が体に染み付きそうで。
そう考えると、朱印帳どころか、
やっぱり絵巻物スタイルが良いのかもと思ったり。
ページをめくらないことの、
時間の経過の自由さ。
一千年も昔の、自然な知恵なのかも。
海外でも中世ヨーロッパの書状やお触れは
一枚長く、くるくるっとなっていることが多いですよね。
ああいうのが、いいのかもしれない。
中学生のころお手紙を書くのに、
紙テープにズラズラと書くのが
わたしの中で流行ったことがあって。
改行はなく、前後を読み返しにくい。
あえてだらだらとおかしなことを綴ったり。
絵巻物を巻き取りながら見ることは、
長い長い時間の中の、「今」を生きている
「今」を見ている概念を自然と育てます。
つながりの中に生きていること。
ホロスコープを読むときも、全ての星(感受点)も部屋も常に動いているその一瞬を読んでいること。
私はスターゲイザーを使っているのですが
経過移動というコマンドで
その動きをさせることができます。
たまに必要なくても動かして見ます。
全ての要素がそれぞれの速さで動き続けていること。
その中に自分がいて、自分もまた立ち止まっていないこと。
その感覚が紙に落とし込めないか!
メルカトル図法がいいのか
正距離方位がいいのか
モルワイデがいいのか…
みたいな永遠の問いかけに似てるかも。
カレンダーに書き込めるだけ御の字なのかも。
あー悩ましい