こんにちは。日々是ランドセル:ランドセル専門店おりじなるぼっくす店主です。年長さんのラン活も最終で今季は非常に早く既に年中さんも色々調べ始めてる今日この頃。購入という意味ではなく高額ですし6年間使うものですし今は選択肢も増えてますので情報収集は早めに&安いうちにと考えてる方も多いのかな?
そんな中ですがフィッテング負担軽減をメインにしたランドセル選びを20年推奨してる当店。最近はなんちゃってフィッテングレベルも多くて皆さん「何が本当の正しい情報か判らない」と瞑想されちゃう方も多いのでここで改めて(このカテゴリーで)1から書いていきたいと思います。
(今回は前回の続きです。)
・背面のレイアウトについて
前回までの項目でバックレングス(背面長)の重要性並びにバックレングス内に収めるためには立ち上がりセカンは必須というお話を書かせていただきましたが今回はバックレングスに収めた後の話。背面の形成について色々書いていこうと思います。
各社色々と試行しているランドセルの背中の面「以下背面」一般的にU字、凹字やその他色々な形成で各社工夫されてます。ではなぜ工夫されてるか・・・もちろん必要だからです。バックレングスに収めるだけ納めればよいというお話では元々ありません。大事なのはバックレングスに収めて尚且つ背中の揚力(接地ポイント)をしっかり取ることにより後方荷重を抑えることが重要。
2年くらい前で言えば臀部に当てて後方荷重になるのに「ななめの力で負担軽減」とかふざけてるのもありましたし現在では
背中に手のひらが入るくらい均一な隙間がある方が良いとか訳わからんことを言ってる所もありますがそもそも臀部に干渉したら重さは円運動で後方に流れますから背中に均一に隙間ができるなんてことは100%ありません。それにもしそうなら背面はフラットで良いわけで各メーカー創意工夫はしなくて良くなります。
つまり上記のようなことは100%ありませんし逆にフィッテングを全く考えてないで発言。そういうところのモデルでフィッテングを求めても仕方ないと考えた方が良いでしょう。(まあ両社ともフィッテング優先の会社では無いですけどね)
ということで背中の形成というのはレングスの次に大事なポイント。いかに効率よく設置させて揚力を活用し前方にうまく荷重をフィードするかの重要な要素とも言えます。今回は考えてないもしくはそういう方向のモデルではない所の解説を少しディスって見ました。でもね・・勘違いしないでくださいね。前にも書きましたがその会社さんがそれ(負担軽減を求めてない)だけでそれが悪い良いではないですよ(方向性の違いです)。
次回は本格的に背中の形成の考えについて色々書いていきたいと思います。(次回で背中編は終わりです。その次はセカン編を掲載していきますのでおたのしみに)
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