ダッコできないお母さん
こんにちは。
インナーチャイルドセラピストでイラストレーターの、くまりんごです。
小さなお子さんを育児中のお母さんによくあることかな、と思うことのひとつがこちら。
「ダッコできないお母さん」
子供さんが泣いて「ダッコ!」とせがむのに、そうはできず、つい「うるさい!」と怒鳴ってしまう・すがりつく手を払いのけてしまう。
そんなご経験、あったりしますか?
たまにスーパーなんかでもお見かけします。
あとから可哀想と思うのに、その時、わが子に優しくできないのです。
かつて私も、そんな母親のひとりでした💧
これは、八つ当たりといいますか「自分が優しくされてこなかったのだから、わが子といえど、他者になんて優しくできるわけがない」ということのあらわれです。
荒ぶるインチャ
特にいま、子育て真っ最中のお母さんは日々、ご自分のインナーチャイルド(インチャ)と対面しています。
さて、子供の頃に抑圧された未解決な感情のことを「インナーチャイルド(インチャ)」と言います。
それがいればいるほど、その人の人生が困難になり、不幸になりやすくなります(ざっくり言うと)。
泣いてダッコをせがむわが子、言う事を聞かないわが子、ひとりでは寝付けないわが子。
わが子のそんな様子を見てイラッとするのは、ムカッとするのは、「お母さんの中のインチャ」がその時、騒いでいるからです。
コレがいつまでもくすぶり続けていると人生、いろいろ厄介です。
親御さんの中の「荒ぶるインチャ」。
コレを放っておくとご自分の人生だけでなく、のちのち子供さんにも、影響が出てきます。
不登校・いじめ・非行などの「学校トラブル」、うつ病・リストカット・ひきこもりなどといった「心身の症状」としてあらわれてきたりします。
時には「どうしてこの子は、こうなってしまったんだろう」と、途方にくれるような事にも。
そうなると、そのことが落ち着くまでには相当な時間がかかります。
だから大切なんですよ、インチャ癒し。
いま、ご家庭内に何か問題があるのなら、まずはお母さんを癒すことが最優先です。
わかってほしいインチャ
インチャの問題が及ぼす影響は、配偶者に対しても、同じことです。
一見矛盾しているのですが、よくあるパターン。
母親として子供にはキツく当たるのに、ダンナさんに対して「この人は気持ちをわかってくれない」と苛立ったり悲しくなるという奥様、実は多いのではないでしょうか。
「他者には優しくできないけれど、自分には優しくしてもらいたい」
その根底にあるものは過去の、癒されていないトラウマです。
「共感能力」男女の違い
さて、インチャのことは一旦さて置いて。
一般的に言って「男性は女性よりも共感力が低い」のだそうです。
作家の橘玲(たちばな・あきら)さんによれば、「共感能力」の違い、それは「テストステロン」と「オキシトシン」の濃度の違いによるものなのだそうです。
男性に優位な「テストステロン(男性ホルモン)」は、「共感力」を抑制する働きがあるとのこと。
戦闘モードに、共感力は不要だからでしょう(めちゃくちゃ忙しい時に、ヒトの話、聞けませんでしょ?)。
そして女性は、愛のホルモンである「オキシトシン」が優位です。
「オキシトシン」とは、愛情ホルモン。
このおかげで、母親は「わが子を愛する」という気持ちが強まるのです。
以上の話から、どうしたって「母親」となる女性の方が「共感力」が高くなるワケですね。
どうりで、男女で話がかみ合わなくなるワケです。
詳しくはこちらを。
そこに悪気はないけれど
男女の脳の仕組みの違いとして、「オットがツマの気持ちを理解しないのは、そこに悪気があるわけではない」ということ。
でも、そうは言っても「私のことを見てくれない」「私の気持ちをわかってくれない」って、純粋に悲しいですよね。
時には「なんでわかってくれないのよ!」って、腹だたしくなることもありますよね。
奥さんがそのように感じているということは、ダンナさんもまた、同じように感じているということです。
「なんでわかってくれないのだ」と。
夫婦ですから、そこはお互い様です。
そしてまた、そんなご家庭において子供さんもお母さんに対して、「わかってもらえない」疎外感を感じているものです。
家族の感情は、連動していますからね。
各ご家庭それぞれに、「負のパターン」があるものです。
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インチャを癒して、複雑な人生をシンプルにしてゆきましょう。
インチャセラピーは対面でのみ行っていますが、ご希望があればオンラインも可能です。
家庭内の問題、まずはお母さんから
「不幸や病気の大元はインナーチャイルドが騒ぐことが原因」と言っても、過言ではありません。
しかし、そんなインナーチャイルド(インチャ)、癒してゆくことでだんだんと、騒がなくなってゆきます。
つまり、ダンナさんとも子供さんとも、うまくやってゆくことができるようになるのです。
家庭内の問題、まずはお母さん(奥さん)を癒すことからはじまります。






