Zero Tolerance policy ゼロトレランスポリシー | カリフォルニアで学んだホリスティック療法

カリフォルニアで学んだホリスティック療法

ホリスティック療法士 /10年のアメリカ暮らしを終えて日本に戻りました。代替療法、自然療法、ソマティックワーク、アーユルベーダ、瞑想、ヨガ、英語のことなど。

賛否両論あるのですがマッサージエンビーというマッサージとエステを提供するチェーン店があります。
賛否両論というのはこのチェーンの進出により雇用の場が増えました。
しかし低賃金のため一日にこなすクライアント数が多いため
「燃え尽きて」セラピスト人生を終える人もいますし「適当な技術」で定額の賃金を得ようとする
セラピストもいます。


私自身、経験して発言したいほうなので(笑)
数か月勤務してみました。


最初に勤務に対してのオリエンテーションがあり
その中で

ゼロトレランスポリシーに対して説明がありました。小さな違法も見逃しませんというものです。



クライアントにマッサージ以外のことを要求された場合、決して応じないこととか
(セクシャルな要求に応えないようにと)



信じられないことにこういうことも容認するサロンもあるので
こういうことをきちんと最初に確認されます。


アメリカですから「訴える」という話にすぐに発展します。





アメリカではマッサージセラピストという職業が確立されています。


州により求められるものが違いますが 2016年2月現在
カリフォルニアでは500時間のクラスを認定校で修了後
試験を受けてカリフォルニアマッサージライセンスを手にすることができます。




数年間この規則が緩くなっていて試験を受けず
また500時間も認定校以外でも認めていたため

時間数を終了せずに(不法で)ライセンスを取っていたものが沢山いました。


そのために2015年 認定校、試験が追加されたのです。



ただ この過去数年で甘い時期にセラピストになってしまった人は
ライセンスを取り上げられることなく
勤務しています。




マッサージという言葉を使って、売春行為を行う「セラピスト」がいることが
残念で仕方ありません。