オーガニックの限界2 | オーガニックコーヒー専門自家焙煎、カラダをピュアに戻してコーヒーを3倍おいしくする

オーガニックコーヒー専門自家焙煎、カラダをピュアに戻してコーヒーを3倍おいしくする

汚れたカラダのなかを赤ちゃんのようなピンク色に戻し、気持とカラダのドキドキわくわくセンサーを極限まで高めてコーヒーを3倍おいしくする。


「オーガニック」
とは、

「ガーリック」の派生語、




ということではございません。

どうかご注意ください。

オーガニック(有機栽培)とガーリック(にんにく)を
関連づけようとしていた学生を目撃しましたので、
注意の喚起の意味で書きました。

オーガニックとは、
有機栽培のこと意味しており、
それは化学合成された肥料や
農薬を使用しないことを基本とした
農法のことです。(またはその規格)。

以前、オーガニックの限界のテーマで
「5%非有機の秘密」についてお話ししました。

今日はもう一つ「別の限界」についてお話しします。

このオーガニックの限界を知ることで、
オーガニック食品について
ダマされることがなくなります。


では参ります。

オーガニック商品には有機JASマークの
貼付が法律で義務づけられています。

つまり、日本オーガニック商品で
有機JASマークが付いていないものは
オーガニック商品ではない、ということです。

つまり、

「有機JASマーク付きの商品=オーガニック商品」であり、

コーヒーなら、
「有機JASマーク付きのコーヒー=オーガニックコーヒー」

ということです。

当然ながら、当店のコーヒー豆の袋には
有機JASマークが付いています。

しかし、

有機JASマークを貼付しないで
オーガニック(有機)商品として
販売されているケースが実際に起きています。

どういう事かと言うと、
有機JAS規格では「販売者」が有機JAS規格を
持っている事が条件となります。

コーヒーで言えば、
コーヒーの「生豆輸入業者」と「焙煎店(挽き売店)」の
2つの業者が有機JAS規格を取得している必要があります。

当店は焙煎と挽き売りをしますので
有機JAS規格を取得しています。
(年に一度、外部の調査機関が検査に来ます)
オーガニックの生豆を仕入れて、
オーガニックの豆を販売できます。


しかし、
こういうケースがあります。

コーヒーの生豆輸入業者から
オーガニックの豆を輸入して、
有機JAS規格を取得していない焙煎店が
コーヒー豆を販売するケースです。


この場合、生豆(原料)はオーガニックだけど
焙煎は非有機となります。


だからオーガニックコーヒーとは言えません。
実際に農薬汚染の心配がある非有機豆との
混同が懸念されます。


なので、このケースはオーガニックコーヒーと
言う事はできません。

しかし、

こう言い変える事ができるのです、



「このコーヒーの原料(生豆)は、
 オーガニックコーヒーです。」
と。


・ ・ ・


どういう事か理解できるでしょうか?

これは有機JAS規格を持ってない工場で
作ったけど、原料はオーガニックの
ものを使っています。


という事を言っているのと同じです。

つまり、
「オーガニックコーヒー」と、
「オーガニック原料のコーヒー」の違いです。


私が一般消費者だったら、
まず混乱してどっちがどうなのか、
区別がつきません。


この曖昧な線引きのことが
オーガニックに限界があるということです。



・ ・ ・

今回の話、いかがだったでしょうか。

ぜひ、あなたのご意見を
聞かせて下さい。

私よりこれを読んでくれている人は
主婦の方が多いようなので、私よりも
買い物をする事が多いかと思います。

一般消費者の視点として、
この現状をみて、何を感じるか。
ぜひ教えて欲しいです。


送って頂いたあなたの声を代表して
私からJASを管理する農林水産省に
ぶつけて参ります。(半分本気です(笑))

ではあなたからのコメント、メッセージお待ちしています。

いつも最後までありがとうございます。

タキ矢澤


追伸、
実はもう一つ「限界」について
お話があるのですが内容が濃いので
気になる場合はこちらからご参加ください。
→ 【タキの手記】

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ブログでは公開できない内容を話していきます、
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