僕たちが大好きなものが二つあります。
ひとつは「単純明快なこと」。
もうひとつは
「複雑なシステムとバランスの上に保たれているもの」。
です。
単純なことは「1+1=2」とか、
テレビのリモコンとか、時間通りに駅に到着する電車とか、
体重計とか、偏差値とか、マクドナルドは安くてうまいとか、
お金とか、白衣を着た威厳あるお医者さんの言葉とか、
戦争はダメとか、不倫はダメとか・・・、
「時間」や「世間体」や「数字」で管理されているもの
についてはとにかくわかりやすくて
楽なのでみんな大好きだと思います。
単純明快でとにかくわかりやすいですよね。
言い方を換えると論理的にすぐに説明ができるもの、
という感じでしょうか・・・。
戦争は悪だからダメ。
不倫は非道徳だからダメ。
頭のいいお医者さんの言葉は信頼するべき。
つまり、すぐに理解できるから、反射的に嬉しくなったり、
納得できたり、怒ったり、悲しくなったり、
自分の感情もすぐに整理が出来ます。
もうひとつ、
複雑なバランスで保たれているものも
大好きです。
「映画」「小説」「スポーツ」「恋愛」
「子供の成長」「チームワーク」「学問」
「会社」「カラダ」「脳」「精神」「医療」
複雑なものほど、興味をそそります。
深く深く入っていきたくなります。
僕たちは単純なものも好きだし、
複雑なものも好きなんですね。
しかし、油断していると
大変なことになります。
これは「単純だ」「誰でもわかる」ということが
いつの日か複雑になり、何が本当か
わからなくなる自体が現実になります。
数年前からその連続です。
信じていた、「単純明白なもの」が
単純ではなくなってきました。
中国製ギョウザ、国内大手食品会社、
国民年金、農水省の米、ユッケ、公共事業、
公務員、原発、電力会社・・・、
この○●は、××だから安心。
この○●は、××だから大丈夫。
これの○●は、××だから信頼できる。
というように単純に信じていたものが
崩れ落ちていく事件が何年も続いています。
これらの物事が単純で明白なものではなく、
「複雑なバランスで保たれているもの」に
なってしまったようです。
何がどういうことなのか。
考えていかなくてはなりません。
ボクが扱うコーヒーには、実はいろんな社会問題が
その背景に潜んでいます。
石油に注ぐ市場規模を誇るといわれている珈琲は
「単純においしいもの」
それだけではありません。
ネガティブ問題も、ポジティブな要素も
どちらも含まれています。
ワクワク、ドキドキです。
今日も最後までありがとうございます。
やざわ たき
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