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シニアオーガニック料理ソムリエ
菱田 真未です♡
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食品添加物について、前回の続きから♪
これだけは避けたい食品添加物であげた「防かび剤」は、別名「ポストハーベスト農薬」と言います。
「ポストハーベスト」という言葉、一度は耳にしたことがあるでしょうか?
ーポストハーベスト農薬とは?ー
収穫(ハーベスト)された後(ポスト)に、収穫物である野菜や果物に散布する農薬のことです。
遠い外国へ時間をかけて運ばれる輸出農産物は、その運送時間が長くかかるほど、運搬中に発生する害虫やカビによって品質を悪くして商品価値を下げてしまう危険性を伴います。また、万が一カビが発生したものを口にした消費者が食中毒などを引き起こさないようにするために、ポストハーベスト農薬が使用されます。
◾️ポストハーベストの問題点
・ポストハーベスト農薬は通常畑で使われる農薬の100〜数百倍近くの濃度で使われている
・農薬は表面に付着するだけでなく、皮の中にまで浸透する危険性がある(落としきれない)
・使われる農薬の中には、発がん性や催奇形性が疑われる薬剤も存在する
レモンなどの柑橘系類に使用される「防カビ剤OPP、TBZ、2,4-D」という農薬は、かつてベトナム戦争で使われた「枯葉剤」と同様の成分で、薬剤の製造過程で副産物の含まれるダイオキシン類が混入し、現地で奇形を持つ子供が生まれる原因とされました。
食料自給率が39%と言われる日本では、60%以上を輸入品に頼っています。
現在輸入される農産物の中でポストハーベスト農薬使用の可能性がある農産物は以下のとおりです。
・小麦、大豆、米、とうもろこし、オレンジ、レモン、バナナ、さくらんぼ、ジャガイモ、かぼちゃ、ナッツ
日本国内で消費される小麦の85%以上は外国産。そして、パン用に限っては99%が輸入麦です。
マクロビオティックには、自分の暮らす土地で、その土地でできたものを食べると健康になれるという「身土不二」という考え方がありますが、これは現代社会において、ポストハーベストから逃れるすべでもあると言えます。自分の暮らす土地でできたもの、国内産のものであれば、確実にポストハーベスト農薬から逃れることができるからです。
◾️添加物の安全性の問題点
1、短期間の動物実験しかしていない
→長期的な安全性が検証されていない
2、個々の添加物についてのみ検証している
→複数を同時に使用した場合の安全性が不明
3、アルコールと一緒に摂取した場合の安全性
→脂溶性添加物は、強い毒性が出る恐れがある
4、食品添加物を作るも売るも、国家資格がない
→「国の基準内である」という安全性しか認められていない
5、食品添加物は加熱すると変性する
→加熱するとどう変質するかは検証されていない
◾️食品添加物の表示義務
食品添加物が使われている食材でも、表示義務がないものが存在します。詳しく見ていきましょう。
1、バラ売り食品
(例外1)防ばい剤を使用したオレンジ、バナナ、グレープフルーツ、あんず、もも、キウイ
(例外2)甘味料のうち、サッカリン、サッカリンナトリウム、サッカリンカルシウムは表義務有り
→それ以外の食品添加物は表示義務がありません!!
2、小さい包装の物
表示面積が30㎝四方以下の場合、添加物の表示義務はありません。
(例)コーヒーに付いてくるコーヒーフレッシュは、その物自体が小さく表示ができないため、表示されません
ちなみにコーヒーフレッシュは、生クリームではありません。油に乳化剤を添加して白くしている、ただの白い油です。常温で置いておいても腐らないのは、添加物の力と言えます。
3、店内製造、販売する食品
パン屋さんのパン、ケーキ屋さんのケーキ、スーパーやデパ地下などで販売されているお惣菜の添加物表示は不要です。
4、外食
飲食店で提供する料理の原材料表記はありません。
◾️体に蓄積した食品添加物を排出する方法
1、添加物の少ない食品、入っていない食品、オーガニック食品を購入する
2、家庭で料理する
→外食や中食に頼るほど添加物が増えていくので、なるべく自分の目で見て選んだ原材料を購入して、家庭でお料理をすること
3、運動・お風呂・サウナなどで汗をかく
→デトックス力が高まり、汗から排出
4、あずき茶を飲む
→あずきの作用で尿の出が良くなり、尿から排出
5、玄米や野菜などの食物繊維の多い食材、味噌汁・甘酒などの発酵食品を食べて、便通をよくする
→便から排出
6、体温や基礎代謝を上げ、体の排出力をよくする
→血液循環を促し、体内浄化
◾️食品添加物ミニマム生活の秘訣
主食:パンや麺類よりもお米を選ぶ
パンや麺に使われている小麦は、ポストハーベストの危険性があります。お米は国産かつ無農薬のものを選びましょう。
1回の食事の穀物の摂取量は50%〜60%なので、お米をオーガニックにすれば、1日の全体の食事の50%以上を無添加にすることができます!
調味料:無添加で昔ながらの製法でつくられた本物の調味料を選ぶ
野菜・果物:カットしていない野菜を選ぶ、オーガニックなものを選ぶ
カット野菜は、カットした後に添加物のプールにさらされています。売られているカット野菜がしならずにいつまでも綺麗な状態なのは、このためです。
動物性食品:魚→天然魚 / 肉→形あるものを選ぶ
「養殖」と表示された魚は、餌に大量のホルモン剤が使用されている危険性があります。
スイーツ:洋菓子よりも無添加の和菓子を選ぶ
「食べることは生きること。」
「食費を削ることは、命を削ること。」
現代社会において、今の生活を100%無添加にすることはできなくても、少しずつ減らしていくことはできます。
そのためには、自分の体に入れるものを自分の目で見て選択できるようになることが大切です。
これからは工場製品のように機械的に加工・調理された食品を選ぶのではなく、オーガニックの食材を購入して愛情を込めて、お家でお料理をすることからはじめてみませんか?
自分や大切な家族の未来を守るために、食品添加物に関しての知識を身につけて、今後の生活に生かしていただけたら幸いです。



