頭が痛い
頭が痛い
頭が痛い

ふとんの中で3回唱える

頭が痛い
頭が痛い
頭が痛い

天井を見つめながら3回唱える

頭が痛い

脈打つ血管

でも本当は「痛み」なんてものは存在しない

そう本当はそこにあるのはニューロンを走る電流

そう本当はそこにあるのはシナプスを繋ぐ化学物質

「痛み」なんて誰も触ったことがないし見たこともない

「僕」が勝手に「痛み」というパターンの信号をつくり認識しているだけ

「痛み」なんてどこにもない
「痛み」なんてどこにもない
「痛み」なんてどこにもない

ただの回路になる「僕」

消えてゆく「痛み」

そしてそのつくり認識する「僕」もただの電流と化学物質のパターン

「僕」なんてどこにもない
「僕」なんてどこにもない
「僕」なんてどこにもない

ただの回路になる肉の塊

消えてゆく「僕」

これが無我の境地か