屋根に寝っころがって満点の星空を眺めた15歳 の夜
あの頃の僕らの目の前には
無限の自由と壮大な夢が広がっていた
あの時の僕よりも倍以上の人生を生きた今の僕
僕の人生はあの頃より倍以上豊かになっただろうか?
今の僕はあの頃以上に幸福になれただろうか?
そうでないとしたならば
僕は何のために日々を費やしているのだろう?
気づいた時には終わりのない夜
青い春に酔いしれて
我に返った時には果てしのないトンネル
絶望を知らない15の時に死んでおけば良かった
雲の切れ間から差し込んでさざめく海面を照らす月明かり
そんな何でもない景色を見て涙するのは絶望のため?
それとも15の時には持ち得なかった感性を得たため?
答えが出ないまま
僕はまた日々を降り積もらせていく