どうも、ぺんたんです。

なんかだいぶブログの内容が多岐に渡り、ややこしくなっているようで申し訳ないですが、

 

基本的に「by ぺんたん」がついている記事は私が小説について書かせていただいています。

また、ブログ内のテーマは必ず「おすすめ小説」になっております。

 

ちなみにるかたんは山や音楽について、コモ猫はパズドラについての記事が多くなる...のかな?

 

メンバーですら全貌を把握していない謎のブログで申し訳ありません。笑

 

今日は実験でまずまず致命的な失敗をしました。しかも2つ。笑

 

先週までとても順調だったのでそのツケが回ってきたのでしょうか。

運のせいで片づけてはいけないのかもしれませんが、

それで次の日元気でいられるのならそれも一つの生き方ではないでしょうか。

 

こんな日には明るくなる本でも紹介しましょうか。

前回京都大学出身の作家さんを紹介したので、今日はそのつながりで。

 

本日紹介するのは万城目学さんの

「とっぴんぱらりの風太郎」

です。

 

「プリンセス・トヨトミ」

「鴨川ホルモー」

「偉大なる、しゅららぼん」

 

など、映画化作品も非常に多い作家さんなんですが、

 

今回イチオシしたいのは本の「装丁」なんです。

 

電子書籍が普及しつつある昨今ですが、私は書籍が完全に電子化されることは絶対にないと考えています。

 

本を手に取った時の高揚感は電子書籍では絶対に味わえないからです。

あの質感と安心感、その中に確かに存在する興奮は

やはり実際に手に取れる媒体でないとつたわらないんじゃないでしょうか。

 

私はこの「とっぴんぱらりの風太郎」をプレゼントとして頂いたのですが、

見た瞬間、なんとなく宝箱のようにみえました。

 

最初に紹介した「ぼくのメジャースプーン」と共に。

 

「とっぴんぱらりの風太郎」はハードカバーでかなり大きい(重い)んですが、

...なんとなく楽しいものがたくさん詰まっていそうな装丁じゃないですか?

 

見た目に違わず、ものすごいお宝が詰まっております。

一応この作品は時代小説なのですが、万城目さん独特な軽妙な感じとうまくマッチして、サクサク読めます。

 

主人公は微妙にうだつのあがらない忍者なのですが、この忍者は性格的にはそこまで特筆すべき点はないのかもしれません。

どこにでもいるような(今はいませんが)忍者です。

 

そんな(忍者界での)凡人が、とにかく行動します。

目の前のことをなんとかこなしていくのですが、彼にもなかなか事態の全貌がわかっていません。

 

...でも、なんやかんやで行動していきます。

色んな思惑に流されながらも、行動し続けます。

 

世の中をうまく渡っていく人を羨んだ経験のある人は多いかと思いますが、

そんな時同時に自己嫌悪を感じるかもしれません。

 

しかし、ダメながらに自分で選択し、飄々と行動する主人公の姿をみて、

私はなんとなく明日も頑張ろうと思いました。

 

...実は序盤はこんな真剣な話が似合う感じ世界観ではないので、この紹介は不適切かもしれませんが、

プレゼントでいただいたこの本の思い出が強く、こんな話になってしまいました。

 

サクサク読める話なので、ぜひ読んでみてください。

 

長くなりましたが、今回はこんなところにしておきます。

 

皆さんまた会いましょう!

 

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