巻矢印のルール | 有機化学勉強会

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反応機構を書き表すときに使う巻矢印(まきやじるし)には、幾つかの書き方のルールがある。
そのひとつは、2電子が動くと考える反応と、ラジカル種が生じる反応とで、矢印の種類を変えることだ。
2電子が動く反応では、通常の巻矢印(カーブした矢印)を使う(図の上の式)。
一方、ラジカル種を生じる(あるいは関与する)反応では、矢の部分が半分になった半矢印を使い、1電子が動くことを示す(図の下の式)。