小林啓一監督デビュー作
本作が長編デビューの新鋭・小林啓一監督が、大金を拾った女子高生と友人が巻き起こす
アクシデントを通して、現代に生きる若者の瑞々しい表情を全編モノク ロームの映像で描いた
青春ドラマ。
新聞の採点を日課にしている高校生の川島いずみは、ある日、大金の入った財布を拾う。
財布の持ち主を無事に探し当てたいずみだったが、そこから事態は思わぬ方向へ動き始め……。
2011年・第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で作品賞を受賞した。(映画.comより)
お金を巡るお話であること、音楽が無いなどからロベール・ブレッソンの「ラルジャン」を
彷彿とさせるなどとも言われている作品。
ちょっと違うような気がしましたが
これ素晴らしく面白いです
こういった作品でモノクロの映像というのは、新鮮かも知れないですね
ラルジャンというよりは、ジム・
感覚でした
長回しを多用していたことでも何となく分かりますが、準備期間、撮影期間には時間をたっぷりと
使って、リハーサルも入念に行われたようです
第28回高崎映画祭初日に高崎市民文化会館にて鑑賞して来ましたが、小林啓一監督と
主演の池田愛さんによる鑑賞後の舞台挨拶がありまして、その後、パンフレット購入で
サインを頂けて、ちょこっとお話もさせて頂けて、更に「ももいろそらを」を楽しむことが
出来ました
去年も高崎映画祭では舞台挨拶がいくつかありましたが、群馬県ではあまり舞台挨拶が
無いので、こういう機会は嬉しいですね
《ネタバレ注意報発令中!》
これからご覧になる方は、読まれない方が。。。
で「ももいろそらを」ってなんなのぉー???
と鑑賞前はタイトルの意味が分かりませんでしたが、そういうことでしたか!
ラストシーンは画面がピンク色に染まるのかな?
なんて勝手に想像してしまいました
ピンクなエンドロールステキでしたね!
《ネタバレ注意報解除》
今後スクリーンで観る機会は少ないようですが、DVD化もされていますので、未見の方は
是非 ぜひ
小林啓一監督次回作は「ぼんとリンちゃん」
オタクの話かな
9月公開のようですが、群馬県で上映されることを期待しています
上映するとなるとシネマテークたかさきだと思いますが
やってもらえるかな
高崎映画祭只今、開催中です
4/6(日)まで、群馬県では普段観ることの出来ない作品が連日上映されています
*スケジュールなど詳細⇒高崎映画祭オフィシャルサイト