傑作ドキュメンタリー「キューティー&ボクサー」鑑賞@シネマテークたかさき | 群馬県中心にハンドメイド系などイベント情報、雑貨のこと、映画のこと。。。

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ギュウちゃんと乃り子さん


米ニューヨーク在住で「ボクシング・ペインティング」で知られる現代芸術家・篠原有司男と
その妻・篠原乃り子に4年にわたり密着したドキュメンタリー。
1932年生まれの有司男は岡本太郎の言葉に感銘を受け、前衛芸術に傾倒。
60年に結成された芸術集団「ネオダダイズム・オルガナイザーズ」の中心メン バーとして活躍
するなどし、69年に渡米。
ジャンクアートやパフォーマンス、そして「ボクシング・ペインティング」で名を広め、80歳を超えた
今もなお、 若き日の反骨精神もそのままに創作活動を続けている。
美術学生時代に有司男と出会って結婚した妻・乃り子は、そんな有司男との混沌とした40年に
わたる夫婦の歴史を、自らの分身として編み出したヒロイン「キューティー」に託してドローイング
でつづっていく。
夫婦に魅了された29歳の新鋭ザッカリー・ハイン ザーリング監督が、アートという永遠のテーマと
戦い続ける2人の姿を追った。(映画.comより)

この映画以前に数本鑑賞しているので、ここで書く順番が前後するのですが、この作品の
上映が僕の地元群馬県では、そろそろ終了してしまうこともあり先に書くことにしました
多くの方に観てもらいたい傑作だったから

僕はドキュメンタリー映画が苦手で、普段はどんなに話題の作品でもスルーしてしまうの
ですが、なんだかこの作品は盛り上がっていたこと、ポスターに惹かれたこと、先に
鑑賞された方が、激賞されていたこともあり鑑賞することに
オープニングタイトルからこの作品に引き込まれました
アートを続ける老夫婦を撮り続けるドキュメンタリー映画ではありますが、この作品自体も
アートしていて、見応えがありましたね

《ネタバレ注意報発令中!》
これからご覧になる方は、読まれない方が。。。


乃り子さん自身を投影させた作品キューティーがアニメとなって描写されるのですが
良いですね!
ラストのアートなボクシングシーンなどこの作品のためにわざと撮られたシーンが、音楽の
PVのようなカッコ良さがあって、ドキュメンタリーにありがちなダラダラとしない点が
僕のように
ドキュメンタリー映画が苦手な人間でも楽しめた要因だったと思います。

《ネタバレ注意報解除》


あぁー
これは多くの方にスクリーンで観てもらいたいと切に願います
音楽の使い方も素晴らしいですし、大きな画面・良い音響で観たもらいたい一作でありました

2/28(金)まで、僕の地元群馬県では、シネマテークたかさきにて上映中です