初めましての方もいらっしゃるかもしれないので、少しだけこのブログについて書いておきます。




このブログは、“化学物質過敏症” についてに触れています。

主に柔軟剤香水などの良い匂いにより苦しめられる病気です。

私の場合は、マスク無しで良い匂いの人が側にいると呼吸困難や頭痛を起こします。

ご興味がある方は、前のページをご覧ください。


その他、癌も患っており、再発も含めて過去3度の手術、3ヶ月に1度の抗がん剤治療を受けています。

こちらは化学物質過敏症に比べると、それほど辛くはありません。

大腸ポリープは二度の手術、大したことありません。


アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー各種などがあり、これらで併発する病気も幾つかありますが、多過ぎて気にしてられないというのが現状です。








先月の終わりから発熱がありました。

PCR検査は陰性でした。



しかし…


この症状…



偽陰性なのでは…?



今でも真相は判りません。



何かの参考になるかもしれないので症状を書いておきます。






普段は、化学物質過敏症対応のマスクをしています。

防塵マスク

活性炭マスク

オーガニックコットン

カバー用のマスク


かなりガッチリとマスクをしてます。

行き交う人の中には、マジかこいつ…みたいな目で見てくる人もいます。

まぁでも、気にしません。

これで香料の匂いを防げているのですから♪

東京の良い所は他人を放っておいてくれることです。

この4重のマスクは、物理的にコロナウイルスを通しません。

なんせ、香料の方が粒が小さいんです。

顔とマスクの間は隙間が出来ないので、エアロゾル感染もほとんどありません。

本当に、香料で病気って辛すぎますね…

このマスクなら大丈夫と、結構安心してました。






しかし…





目は無防備でした。






過去を遡っての行動(2週間)


・会社と自宅の往復(電車通勤 約15分)

・スーパーへの買い物(徒歩 約5分)


飛沫感染だとしたら、可能性があるのは…

・会社の人と仕事の話をした(1日5〜10分 マスク越し、距離1m以上)

・スーパーの方から声をかけられた(アクリル板越し)

・電車の中で会話をしている人が側に立っていた

(マスク越し、たまにマスクを付けてない人もいる、距離は50cm以内)

・駅のエスカレーターで会話をしている人がいた(風が吹いているので、上の段で話している人から飛沫感染を受けたのかも?)


この事から考えると、もし感染したとしたら目からかな?と思います。







いきなり発熱をしているので、原因はウイルス感染で間違いないです。

コロナは陰性だったので、別のウイルスの可能性も充分にあります。

また、コロナウイルスだとしても量が少なくて陽性と判定されなかっただけかもしれません。






1日目…36.8度(会社での検温)

普段から体温計の精度が良くないと思っており、数回計って36.6度が出たので気にせず

他に症状無し


2日目…休日、体温は測っていない

気持ち悪くて、ほぼ1日中横になっていた


3日目… 熱36.8-37.2度(1日に数回検温)

珈琲がやたらと苦い

嗅覚が無いことに気付く

熱が身体に篭っている感あり

鼻血(普段から出る)

食欲あり

民間のPCR検査を申し込む


4日目… 熱37.4度

珈琲の匂いはしない

味覚あり

食欲あり

熱が身体に篭っている感あり

少し息苦しい(喘息の持病あり)

しんどい

鼻血(普段から出る)

気持ちは元気だが、頭がぼーっとしている

頭を冷やすことに気がつく

外でヘリコプターや飛行機が飛んだ後、臭いことに気がつく(昔の排気ガスの臭い)


5日目…熱36.8-37.4度

食べ物の匂いはしない

味覚あり

食欲あり

PCR検査に行く

大汗をかくが熱は下がらず

鼻血が止まった

倦怠感はなし

喉が痛み始める

少し苦しい


6日目…36.8-37.5度

食べ物の匂いがしない

ほとんどのものの臭いがしない

ヘリコプターや飛行機が飛んだ後の臭いはする

味覚あり

食欲なし

頭痛が酷い

怠い

しんどい

少し苦しい

喉が少し痛い

PCR陰性の連絡がきた


7日目…36.8-37.5度(1番症状が酷かった日)

ほとんどのものの臭いがしない

ヘリコプターや飛行機が飛んだ後の臭いはする

食欲なし

頭痛が酷い

しんどい

吐き気あり

ふらふらする

大汗をかくが熱が下がらず


8日目…36.9-37.2度

ほとんどのものの臭いがしない

ヘリコプターや飛行機が飛んだ後の臭いはする

味覚あり

食欲なし

頭痛は少し減る

吐き気も少し減る

しんどい

足がガクガクとなる

大汗をかいても熱が下がらないのがおかしいと思い、発熱センターに電話し発熱外来のある病院を紹介してもらう

当日受診可能

病院まで徒歩20分、昨日より回復している感じ

再度PCR検査

経口補水液を取る(喉と胃の辺りが痒くなる)

お粥を少し食べた


9日目…36.8-37.2度

ほとんどのものの臭いがしない

ヘリコプターや飛行機が飛んだ後の臭いはする

味覚あり

食欲が出てきた

頭痛もかなり減る

吐き気がほぼ無くなる

しんどさも少し減る

PCR陰性の連絡がきた

近くのスーパーに行ったら肺が苦しい、息切れがすごい


10日目…36.8-37.1度

ほとんどのものの臭いがしない

ヘリコプターや飛行機が飛んだ後の臭いはする

味覚あり

食欲はかなり戻ってきた

頭痛は少しある

しんどさが減ったが、動くとしんどい

熱が身体に篭ってる感はまだある

喉はまだ少し痛い

息が詰まる感じが強い



11日目…36.8-36.9度(1度だけ36.6度)

ほとんどのものの臭いがしない

ヘリコプターや飛行機が飛んだ後の臭いはする

味覚あり

食欲あり

朝、熱が出ている感じがなかった

コロナの偽陰性を疑い、部屋の中にいると思われるウイルス除去を始めることにする

動くとしんどいが、休みながらで部屋中をアルコール消毒(無水エタノール使用、マスク着用)

※アルコールアレルギーあり、換気とマスクで耐える

シーツ類を全て洗濯

左のお腹が痛む


12日目…36.6度

ほとんどのものの臭いがしない

ヘリコプターや飛行機が飛んだ後の臭いはする

味覚あり

食欲あり

朝、体調が良くなっているのを感じた

仕事に復帰

息切れはある

息が詰まる感じがまだ抜けない

左のお腹が痛む






熱がなかなか下がらなかったのと、症状の出方に疑問があるとのことで、この後、別の病気の疑いとなり別の検査をすることになりました。


現在は熱も下がり、血中酸素量も安定、検査はいろいろ継続中ですが、抗がん剤の副作用の可能性もありそうなので、結果、原因不明ということになりそうです。




PCR検査で陰性だったので病院にかかる予定は無かったのですが、あまりにも熱が下がらなかったので発熱センターに相談しました。

コロナでの基礎疾患ありの判定にがん患者は入っていませんでした。

しかし、がん患者は体力が元々無いので、一気に悪化する危険があるそうです。

大した熱でもないので受診するのは気が引きましたが、持病がある人は万が一を考えて受診した方が良いそうです。









失っていた嗅覚ですが、発熱から18日目に珈琲の匂いを感じることが出来ました。

それから日々、食べ物の匂いを感じるようになっています。

逆に、ヘリコプターや飛行機の飛んだ後の臭いは、感じなくなってきました。

食べ物の匂いを感じるようになって、化学物質過敏症の症状の一つである、良い匂いや洗剤の匂いからの咳込みも戻ってきました。

正直、匂いがしない方が楽だったので、このまま嗅覚が戻らなくても良いと思ってました。




それにしても、不思議でなりません。

匂いがしなかった時は、そこに香料の化学物質があっても咳き込みませんでした。

ただし、皮膚には症状が出てました。

そして、嗅覚が戻ってきたら咳き込み始めました。

これは何故だろう…?

脳の中で嗅覚と呼吸器系の部分が結びついているのでは?と仮説を立ててます。




今まで原因が判らないけど、皮膚に症状が出る事が何度もあったのですが、今回のことで、原因が飛行物による大気汚染なのでは?と思いました。

現在はヘリコプターや飛行機が飛んだ後に臭いを感じる事は無いのですが、身体には化学物質が入ってきてるのでしょうね。

飛行物の音を聞いたら窓をすぐに閉めるようになりました。

コロナのせいで、報道ヘリがよく飛ぶようになっているんです。

煩いし迷惑ですね。


因みにですが、普段の生活で飛行機の音を感じる事は無いです。

なんせ、高度が高い。

空を見ないと飛んでるか気が付かないです。

しかしヘリコプターは気がつきます。

本当に煩いんです。

それだけ、低い高度で飛んで、大気を汚染してるんですね…


※全ての窓に不織布のフィルターを貼っています。

飛行物の臭いは隙間から入ってきたものです。

換気扇からも入ってきていたのかもしれません。

病気が故の敏感さでしょうね。

ある意味、凄い病気です。

人類の新たな能力なのですから。

ただ…

人間が作り出した汚染物質に身体がついていかないだけです。





この度の経験から、匂いで咳き込まないように、精神力で制御出来るか試しているところです。

先ずは、匂いを嗅いで嫌だと思わないように出来るかに挑戦しています。

なかなか、簡単ではありませんが…


身体に取り入れる化学物質量に気をつけながら、脳に匂いをかいでも呼吸に影響が出ないように、匂いと呼吸とは関係ないよと認識させようとしています。

上手く脳を騙せると良いのですが…