化学物質過敏症でも自宅で過ごす環境を整えられた人には、在宅ワークの仕事はとてもありがたいです。
テレワークという働き方を知り、セミナーを見つけたので行ってみました。



結果、すぐに帰りました。

タイトル通りです。
エレベーターを開けた瞬間からアロマの香りがして、マスクを手で抑えても匂いが入ってきます。
咳込みながら、セミナーの場所まで行きましたが、すぐに外の空気を吸いに行きました。
場所柄、排気ガスも相当キツイのですが、まだマシです。
しかしとてもセミナーを受けられるとは思えず、1度会場に戻り事情を話し資料だけいただいて退出しました。

その資料にもアロマの香りが染み込んでおり、どうしても読みたいので外に出してベイクアウト中です。




今回、テレワーク推進センターを紹介してくださったのが “マザーズハローワーク” という組織でした。
マザーズハローワークの人に化学物質過敏症だということを伝えてあり、こういう所がありますよと教えていただいたのですが、さすがにテレワーク推進センターにアロマが焚かれているという事はご存じなく、私も想像してなかったのでびっくりしました。
決してマザーズハローワークの方が悪い訳ではありません。
ただ、こういう所がありますよと教えてくださっただけなので…


一応、マザーズハローワークの人にはアロマは ”香害” という事をお伝えして、テレワーク推進センターでは病気の人は対象としてないのかもしれないし民間企業でアロマを炊くなとは言えないかもしれないけど、テレワークをしたい私には行けない場所でしたと伝えました。





なぜ、直接、テレワーク推進センターに意見を出さなかったか?

1つは、テレワーク推進センターの人の対応にあります。
セミナー会場で、病気で香料がダメで息が出来ないんです。アロマや香水の香りに耐えられなくて…と伝えたところ、入り口で炊いてるだけで、この辺りは匂わないですけど…と言われました。
10mも離れてないんです。
思いっきり匂ってて、私、咳込んでるんです。
話が通じませんでした。

2つ目は、テレワーク推進センターが国から委託されているとはいえ民間企業だった場合、私が意見を言っても聞く耳を持つ必要がないからです。
自分の会社でアロマを焚こうがどうしようが、外部の人が何か言っても関係ないですよね。
それならハローワークの人から注意がいけば、動いてくれる可能性があります。
ハローワークの人も、意見があったとして報告をしておきますねと仰ってくれました。
それで動いてくれるかは、ハローワークの上層部の人の意見に寄るので、なんとも言えませんが…
動いてくだされば、今後は化学物質過敏症の人にとって行くことが出来る可能性があります。
ただ、床が絨毯だったので、アロマの香りが染み込んでるでしょうけど…
まぁ、何年後かには行けるようになるかもしれません。




東京のテレワーク推進センターに、化学物質過敏症の人は絶対に行ってはいけません。

ホームページがあるので、ネットが使える人は情報を見る事は出来ます。
いただいた資料を読めるようになったら、また詳細をこちらに追記します。





※化学物質過敏症の人の中にはアロマは自然のものだから大丈夫だと言っている方もいらっしゃるようですが、アロマを作る際に化学物質(石油由来)が使われています。
柔軟剤と同じです。
完全に自然のものだけで作られているアロマは高額で、一般企業の経費で落ちるようなものではありません。

アロマオイルには化学物質が使われている事を知った上で、使用してください。
検索すれば、アロマを作っている会社のホームページで作り方が公開されています。
興味のある方はお調べください。