先日は、久々の茶道のお稽古。
掛け軸。
「鳥鳴山更幽 」
(鳥鳴ないて 山さらにしずかなり)
静かな山で鳥が鳴くことで
さらに静けさが増すように感じられるという意味
意味を調べると、対になる歌と共に意味があるようですので、
一緒にご紹介します。
(かぜさだまりてはななおおつ)
風は吹きおさまっているのに、ひらひら散るでもなくぽとりと花が落ちる。
この様はかえって何も音がないことよりも
静けさを気づかせ、静寂さを際立たせます。
単なる静けさなの中に
意外と静けさは感じられず、
かえって心穏やかにいられません。
『動中の静、静中の動』
の境を表す言葉として
禅者はお好みでいらっしゃるらしいです。
笹ユ リ / 撫子/ 沖縄焼