ウッドショックで
大変なことになっているのは
近頃、情報でご提供している次第です。
10日、新潟県最大の材木供給があるといわれる
山北木材加工協同組合の第一工場が
火災で全焼したとのニュースが入ってきた。
ヤフーニュースへのリンク： UX テレビのニュースも見れます。
これはやばい！
ホームページで調べると、
第一工場は原木から製材を手がける
大きな工場とわかった。
ただでさえ輸入材がなくて
国産材への切り替えで
奪い合いになっているのに
なんてことだ！
と愕然としました。
翌日、県内の材木会社の社長に
詳しい情報聞くと、
どうやら火災が起きたのは、
第一工場でも、構造材様の工場ではなくて、
間柱や、羽柄材の工場であるのこと。
隣接する製品保管倉庫などの2棟が全焼。
工事を再開まで1ヵ月程度
時間がかかると言う。
羽柄材とは、
建物の荷重がかからない、
壁の下地等で使う、より薄い細かな材料です。
それを加工する工場だったそうです。
柱の生産への影響が無かったのでよかったね？
ってわけにはいかない。
羽柄材も、今足りなくて、
非常に困っている。
構造材は新築では使うが、
リフォームではあまり使わない。
しかし羽柄材は新築同様に使う。
だから裾野が広い分だけ、なんだかんだ
県内の住宅工事に大きな影響はあるだろう。
ただでさえ材木不足で
フル操業であったろう工場が
さらに1ヵ月稼働できない。
近頃、今まで誰も見向きもしなかった
低い値段であった木材が、
にわかに脚光を集めている。
また、
新発田エリアで、
製材所に窃盗があったと 人づてで聞いた。
なので、この情報をくださった材木店は
防犯カメラの設置を取り付けしたという。
「注意してください」とJBNなどが
注意勧告をしているようです。
さらにニュース3連発目。
本日の日経新聞のニュースで、
製材からオリジナル建築部材まで手掛けて、フランチャイズで
400社位の工務店が全国で加盟するネットワークも持っている。
特にウッドショックにおける現在の状況からすると、
築き上げたサプライチェーンを自社で持っている事は非常に大きい。
この本社も、新発田市の隣の聖籠町にあるが、
全て、3件の出来事は、新潟県北で起きた話。
偶然なのか、なかなかあのエリアの工務店は
動揺しているのではないだろうか。
そんなかんじで
なかなか平穏な時代に戻るには
時間がかかりそうです。