沸騰するケンチク系ユーチューブ
住宅型YouTuberが
かなり、家づくりを考えている人に
見られているようになりました。
ユーチューバーの方々がほぼ同時期に、
「スーパー工務店のリスト」が
必要じゃないかと言い出しました。
なかでも、
エムズ構造設計の佐藤実さんは、
リストを作ると宣言され、準備に入った模様です。
実際にYouTubeは、
視聴者がコメントしやすい雰囲気になっていて、
視聴者は、手っ取り早く自分の地域で、
どこが合格点の工務店なのか？
推薦してほしいとの多くの声が上がるようです。
私も、SNS経由で、他県の良い工務店を
推薦してくれと、年間10件以上は声が寄せられます。
各ユーチューバー前向き
以前、ウェルネストホームの早田さんと
そういったリスト化がされるといいですねと、
ちょうど工務店ミシュランのような形で
格付けがされるのがあると分かりやすく
消費者は助かるねと話しました。
さらにその工務店リストの選ばれた
工務店同士で、寄せられるエリア外の相談を
融通し合うことを念頭に入れて、
あるといいねと話し合っていました。
この間 ラクジュの本橋さんと、
松尾和也さんと、エコワークスの小山さんと4人で
ズームで打ち合わせした際にも、
工務店ミシュランの構想についてお話ししました。
本橋さんが1番前向きだったのかな。
クオホームの本田くんは、
動画では言ってないと思うけど、
メルマガにて、
ニーズがあれば作りたいなと書いてました。
どういった格好になるか、
たぶん佐藤さんの流れを軸にして、
有力者が協力する格好で、
遅くないタイミングで世に出ることでしょう。
工務店の団体ではリスト化が難しい
歴史的にはSAREXが
「優秀工務店制度」を試みた時があったけれど、
紹介された側とお客さんとの間のトラブルが
起こったらどうなるか等をネックにして
普及しなかったようです。
と 代表の野辺さんの情報です。
工務店がリスト化に絡むと
利害関係・人間関係などが働いて
うまくいかないようですね。
そういった意味で 設計事務所の松尾さんと
佐藤さんが中心になって
リスト化する事は成功しやすいかもしれません。
評価をどうするかも課題
このお二人に、住宅の基本性能のあれこれはお任せするとして
後は、その思想や設計の力を
どのように客観的に評価するか。
かなりデザインの流儀がまちまちなんで、
ここが一番難しい。
それと、ユーザー目線では、
依頼先への信用面での心配も払拭して欲しいから、
会社の安定性の評価も加えたほうがより良くなると考えます。
ご存知 スーパー工務店ってコトバは、
2017年から 建築知識ビルダーズが
言い出しっぺだと思われますが、
こうした業界メディア関係者も加わると、
認知向上でもよいかもしれません。