建築知識ビルダーズの表紙を飾ります!
8月25日発売の「建築知識ビルダーズ」最新号は、
「スーパー工務店」の特集です。
スーパー工務店とは、東大の前准教授が使い始めた言葉なのではないか?
今までの工務店のイメージを凌駕した、 「最強の住宅屋」ってことでしょうか?
新建ハウジングの三浦社長がよく使う、「アーキテクト・ビルダー」という言葉もあります。
アーキテクトが建築で、ビルダーが工務店。 だから、
「設計事務所顔負けのデザイン力がある工務店」を意味するようです。
スーパー工務店となると、設計事務所顔負けのデザイン力があるだけでなく、
① 温熱知識への研究も熱心で、自由自在に高性能な住宅設計を行い
② 一流の家具の知識を一通り持っており、外構計画への取り組みもしっかりしている。
このような設計事務所顔負けの、トータルでの設計力を持っていて、
③ さらに近代的な経営の知識も身に着けており、健全な経営をしていること
高い生産性の仕事を通じて、トータルバランスがよい。
量より質の住宅会社で、量産住宅だらけの住宅産業の対極の存在
という私なりのイメージですが どうでしょう。
今回の特集では、全国のスーパー工務店と目される5つの工務店の事例が紹介されている。
その面々からすると まさに「最強、最高の住宅屋」が並んでいる。
北海道の須藤建設。
埼玉県の小林建設。
静岡県の番匠。
鹿児島のベガハウス。
それぞれが文句なしの横綱クラスのビルダーで、どういった点がすごいのか、
特設ページで深掘りしていずれ紹介したいな。
というベンチマーキング工務店である。
上の4社に加え 「オーガニックスタジオ新潟」も 選ばれ紹介されている。
建築家とのコラボ成功事例として 「笹口の家」特集が14ページに渡り組まれている。
( 著作権配慮で 解像度を落としてます。)
そして、なんと、表紙には、
「笹口の家」の外観のクローズアップが選ばれている。
以前の撮影取材の当日はあいにく雨で、外観は私の撮った写真が全面的に採用された。
部分をクローズアップしたデザインで処理されていて、
逆にそれが力強い印象とつながり、書店で積んであるときに思わず手を出すことにつながるのではないか? とおもいました。 今回は売れるよ!
前回の西方先生とのコラボレーションでは、「信濃町の家」が、日経ホーム&ビルダーの表紙を飾ったが、今回も雑誌の表紙を飾ることとなった。
2年連続のコラボ事例が業界に認められたことになるだろう。
建築知識ビルダーズでは、今までは掲載物件のほとんどが建築家の設計したものであった。
設計がいいので誌面のビジュアルクオリティが高まるが、他の住宅雑誌との差が出せなくなり、結果として部数は伸びなくなる。
今後は原点回帰で、設計力高い工務店の設計した事例や、コラボ事例の紹介を行うなど、
視点をビルダーに据えた誌面にするという。
こうした動きが 全国の工務店の評価向上につながれば、
「工務店に頼むのがかっこいい」という風潮になる日が訪れるか?
それは「ビルダーズ」 我々のような地域の住宅屋の奮闘しだいであるといえましょう。
書籍は8月28日発売。
全国の比較的大型な書店では普通に売られていますので、見つけたらぜひ、
お買い求めください。
(新潟は輸送の関係で 29日からのようです)