ビュー福島潟 開館20周年記念・・青木淳講演会 | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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ビュー福島潟 開館20周年記念・・青木淳講演会

 

 

 

 

新潟市北区にあるビュー福島潟は開館して20周年を迎えることになる。

人間にしてみれば成人式になる、ひとつの節目である。

それを記念して何かイベントをしたいよねという声が関係者から上がった。

しかし、管轄する新潟市では予定も予算も割いているわけでもなく、

設計をした青木淳氏との関係も途絶えているため、依頼するにはハードルが高いと

二の足を踏んでいた。

 

当時40歳の青木氏は、ビュー福島潟の設計で日本建築学会賞の 1999年の作品賞を受賞した。

 

この賞は建築界での最高峰の賞で、

2003年にはせんだいメディアテーク。2006年には金沢21世紀美術館。

2016年には堀部康嗣氏が、「竹林寺納骨堂」で受賞している。

 

新潟県の建築で、作品賞を受賞したのはこの建物は唯一の存在である。

まさに氏の出世作であり代表作である。 

 

 

その後 斬新な建築デザインで、ルイ・ヴィトン表参道ビルや 

青森県立美術館で評価を不動とする。

 

 

 

 

そんなビュー福島潟が 成人式でだれも祝ってもらえないなんて・・・

 

山下さんはなんとかしなければならないと行動を起こす。

直接、記念講演をしてくれるようお願いに、港区青山の青木淳事務所を訪問した。

山下さんと新潟の大学院時代に、隣の遊水館の建築模型の製作を、

ボランティアで行った関係があり、青木氏とは20年前に出会っていた。

熱意のある依頼に心打たれて講演を快諾して下さった。

 

 

 

 

講演内容は青木氏が設計にあたって何を考えていたか?

当時の貴重なエピソードを交えて語ってもらいます。

 

加えて会場では、当時の図面と再現された模型を展示し、

青木事務所の保管していた、建築中の貴重な写真も見ることができる。

 

後半は、

手刻みの伝統工法にこだわった大工集団、

斑鳩建築の若き設計主任 八幡さんと、

地元豊栄で代々、米づくりと養鶏に専念されてきた宮尾農園の 宮尾さんが、

青木さんとトークをしていただくという企画があります。

ビュー福島潟とは全く真逆の世界のお二人との出会いにより

どんな化学反応があるかという試みです。

 

今回のイベントは 建築学生にとっては興味深く刺激的であろう。

しかし、山下さんは、ぜひ一般の方にも参加していただきたいという。

「建築家は何を考えているか」

そして

「建築的なるものがもたらす価値について、気づいていただければなと思います」とのこと。

 

開催は 7月7日 (金) PM 7:00~ 

 

申し込みは 6月7日9:00より開始します。 

この日以降 ビュー福島潟へ電話でお申し込みください。

025-387-1491

 

より詳しい情報を希望する人は 山下さんまで。