御幸町の家D WEB内覧会・・・・内部編 | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

御幸町の家D WEB内覧会・・・・内部編

 

前回からの続きです。

 

思わせぶりなリビングのドアを開けると、正面には庭の広がりが目に入ってくる。

玄関からリビングの仕上げは、玄昌石に似た黒い大判タイルで、

外のテラス部分まで貫いているので、リビングには「外」が感じられます。

 

 

黒の魅力で重心が低く感じられ、シックで落ち着きのある室内である。

実用面では大型犬の飼育のために 傷つかないしっかりした床にするという意味がある。

 

 

家具にはH・ワグナーのアンティーク・ソファが、阿部君チョイスで置かれた。

スペシャルサンクス:foresight。 

北欧ヴィンテージ家具をリメイクする、超こだわりの家具屋さんです。 

サーファーズハウスⅡのソファも フォアサイトより嫁いできた)

古色にランクアップしたウッドフレームと、張り直しした生地のフレッシュさ。

そして、愛着工房の石川さんにより蘇った古いスピーカーが マッチしています。

 

 

 

開口部の室内側の建具は、大判の障子が引き込まれている。

黒いタイル部分をカッターで溝を掘り、真鍮レールを打ち込んでいる。

留めている釘頭がないので 戸車が走るときに音が少ない。

 

外部の建具は、ドイツの木製サッシであるユニラック社製の木製窓をチョイス。

ガラス断熱性と日射取得性が極めてよい。

高価なスライディング戸を1枚。他はFIXである。

框隠しで納めたために、非常に室内側から見るとすっきりしている。

 

 

 

庭は ドックランを意識してか実用的な芝庭がベースである。

既存の庭にあった庭石を再利用している。

 

庭も 芝が芽吹いていないが、 緑一面になった様子を想像してもらいたい。。

 

 

 

収納家具で リビングとダイニングは緩く隔てられていて、

仕込まれた照明器具が、ヨシべニア張りの勾配天井をぼんやり照らす。

天井がつながっているので広がり感が抜群である。

 

 

ダイニングは無垢の1枚ものテーブルと、オリジナルに製作された照明器具が上質である。

ダイニングチェアは「北の住まい設計社」の黒いイタリアンレザーにメープルフレーム。

 

レンタル・スペシャルサンクス: カタヤマエイト

新潟市の酒販の大手「セルフ片山」では、現在、旧社屋跡地に、

日本最大規模で大断面集成材構造(木軸)工法による複合型商業施設を建設中。

1階の店舗は、酒類や産地直送のチーズや生ハムなどを扱い、

2階の店舗では、「北の住まい設計社」の家具・

ルイスポールセンの照明器具という上質な家具とインテリア雑貨のお店と、

レストランが入るという。  

 

新潟の家づくりで 今年の注目株である。

 

キッチンは、オガスタ様式のオリジナル製作である。

ナラの硬質な木質感と、ステンレスの組み合わせ。ドイツ製の大型食洗器がビルトン。

対面のカウンターはチークの無垢板である。

 

洗面台は一体形成のマーベリーナカウンター。清掃性は完璧です。

 

寝室は 書斎となるロフトが併設されて別荘感覚である。

 

先般、飯塚豊さんが新潟入りした際に、阿部君を、

「よく勉強しているよね。寝室なんてアアルトの夏の家の引用だよ。」と看破し、ほめちぎっていた。

阿部君渾身の作品。 

 

お引渡しの際に「なごりおしい」と 号泣していた。 (と 盛っておく)

とにかくおつかれちゃん。 

 

 

そして最後に、お施主様へ

「オガスタ史上最大の作品」をさせてもらうチャンスをいただきまして、

誠にありがとうございます。

庭が緑に覆われ、わんちゃんが来た日には再度撮影させてください。(ペコリ)