YKKAP主催の出版記念パーティーにお呼ばれされて東京に出かけた。
早めに出かけ、上野で博物館で 「禅 心をかたちに」を鑑賞し、
素晴らしかった! 特に後半戦が圧巻です。
30年通っているガード下の昇竜で餃子定食をつつく。 620円也。
スっごくうまいわけではないが 安心する場なのです。
その後 神保町へ移動 「新しい住まいの教科書」の
執筆陣が壇上に上がるセミナーがあり、
その後、 エコセレブなパーティーが非公開で催された。
森みわさんは、まさに銀座のママ並みの風格! 着物で登壇。
YKKAPでは、温熱の重要さを社会に啓蒙しようと、年間50会場でセミナーを開催。
知っての通り、この本は、セミナーの書籍化である。
9人の執筆者と編集出版で尽力された方をねぎらい、本の成功を祝いたい。
YKK吉田会長・堀社長などの経営のトップも一堂に集いました。
YKKという会社は、昔でいう「チャック」の会社。です。
「開けたり閉めたりする技術」で、ダントツの世界最高の技術をもつ世界企業である。
高付加価値商品で、高収益体制を手にした。
「窓も開けたり閉めたりする技術」である。
富山は水力発電による電力立地で、アルミ精錬のメッカであった。
必然的に、アルミサッシへ進出したのが、100%子会社であるYKKAPである。
YKKは 吉田工業株式会社 の略であり、
さらにくっついている AP はアップル+パイナップルの略である。
(本当は、Architectural Products 建築建材の略である)
すべった?
YKKは、連結従業員が4万人近いという 超巨大企業。
オーガニックスタジオ新潟での従業員数の比較から、
雇用創造という観点で、社会に6000倍貢献している。
さらに、上場する必要が無いという余裕の企業である。
そのトップの吉田会長にお会いできるのってので、どんな方か非常に楽しみであった。
さすが、眼光鋭く4万人のリーダーの目をしているが、
まったく威張ったところのなく、カジュアルなお方であった。
「この本は非常に良い本だから、10万部売れるようにしよう!」 とおっしゃった。
これ、経営トップによる 必達目標の提示ではないか!?
冗談か本気か わからないところが、ぞわぞわします。 (笑
森みわさんのFP写真を転載。
パーティでは、窓の需要家である工務店代表ということで、
私が乾杯のあいさつを 務めさせてもらいました。
( これ 快挙!)
東日本大震災を機として、樹脂窓を使うようになった小話を披露しました。
「戦闘能力のゼロのYKKAP営業マンの松原君という男が、
ある日飛び込みでAPW330の売り込みに来た。
飛び込み営業などふだんは追っ払うが、商品の良さがすぐにぴんときて、
その場で標準仕様に切り替えた。
その松原君の現在は、(オガスタ)兵庫で現場監督やっています。」
前沢パッシブハウス誕生秘話でもよかったが、松原君をいじらせていただき、
吉田会長の目の前の壇上で披露しました。
その後、札幌の棟晶の早坂社長率いる、銀座のクラブツアーに同乗し、
生涯初、 銀座で飲むという経験は大いに刺激になりました。
なんで札幌市の社長が銀座のクラブで常連なんだ!? さすがだな。
1滴も飲まないで いつものように付き合う松尾さんは大したものだ。
いろいろ おもしろい。
そんな感じで 昇竜から銀座のクラブまで、
天から地までの高低差を味わいました。