食はベトナムにあり
どの国のめしがうまいか?
うまいまずいは主観であるので、絶対的な順位はないと言われている。
主観でかまわぬから、世界で最もうまい国のひとつがベトナムだと断言したい。
めしのうまい国を挙げてみる。
日本・中華・フランス・イタリア・タイ。
歴史のある国は飯がうまい。
私も25か国ぐらい巡ってきたしいろいろなものを食ってきたが、
オーストラリアが一番 ××であったのは、
ただですら飯のまずいと定評のあるイギリスの、
移民が作った国であるからまずいのは筋金入りだ。
飯のうまいまずいは 歴史との関係があるのだろう。
(オーストラリアの方々 ごめんなさい 🙇)
では、ベトナムはどうか。中国に1000年、属国にされていた歴史を通じて
中華料理の手法を消化して、海・河・山の豊富な自然の幸を生かしている。
タイ料理がライバルであるが、両者ともうまいのは豊富な自然がそこにあるのも理由だと思う。
一人当たりの野菜消費量が世界一だという話を聞いたことがある。
ヘルシーな食だから、太った人間を本当に見ることが無かった。
タイ料理ほど辛すぎず、ダシがしっかり効いていて、日本人の舌にも合う味だ。
おまけにフランス統治での影響で、おいしいパンも普通に食べられている。
中華・フランス・タイといううまい飯の国の
いいところをぎゅっと絞ったのがベトナム料理。
だから 世界一だ! と 思いましたよ。
ハロン湾観光船に、漁師が小舟を横付けし、特別料理を食わないか声をかけてくる。
中にはカブトガニもあり、食べることができるが、ガイド曰く、
カブトガニには毒のあるものもあり、素人には見分けがつかないからやめた方がいいとのこと。
何を食ってもおいしいが、ベトナムといえば、「フォー」
米粉でできたヌードルで、ベトナムの朝の定番。
やはり 本場はうまかった!